上五島教会巡り(13)旧鯛ノ浦教会
2021.11.20-23。五島列島の野崎島・中通島・若松島・奈留島のカトリック教会を旅してきた記録。
頭ヶ島から中通島の真ん中らへんまで一気に移動。
旧鯛ノ浦教会は、1881年、ブレル神父が私財を投じてつくったとされる教会堂。1903年に建て替えられ、1949年に増築。増築の際に作られた鐘楼には、原爆で崩壊した浦上教会堂の被爆レンガが使用されているとのこと。
鐘楼部はレンガ造りだが、本体は木造かな。色味が合わせてあるのでとても調和している。窓枠の白とも相性がいい。
基本的に教会内部は撮影禁止なのだが、旧鯛ノ浦教会は現在は教会としての機能はしておらず、資料館的な位置づけだそうでして。一連の教会巡りで唯一撮ることができた内部の写真がこちら。
立派な祭壇。装飾が細かい。天窓のカラフルなステンドグラスが更に華やかさを添える。
天井は、リブ・ヴォールトと呼ばれる天井構造。アーチを交差させる工法にすることで、天井を少ない柱で支えることが出来、空間を広く使うことができる。
現在は、新しく作られた鯛ノ浦教会で運用されている。白い立派な建物だ。
正面には、教会の守護者・聖家族の像が迎えてくれる。
ルルド
鯛ノ浦教会脇にもルルドがあった。とくにこのルルドは規模の大きいものだった。手前には教会に関係する方々の像なども建てられている。
■■■
【旧鯛ノ浦教会(きゅうたいのうらきょうかい)】
教会の保護者:聖家族
創建:旧聖堂1903年・新聖堂1979年
拝観料・入場料:無料(献金箱にご寄付をお願いします。)
内覧時間:9:00~17:00
いいなと思ったら応援しよう!
サポートをお願いします!頂いたサポートで、テトぐるみ(1284円(税抜)/1個)を買っていきます。目指せテトぐるみ100個!!