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梨泰院クラスを全話見た話

とにかく時間だけはある。そんな2020年5月。

話題になっていたNETFLIX韓国ドラマ「梨泰院クラス」を鑑賞することにした。自分は映画や海外ドラマが好きだが、マフィア・ドラッグ・ピストル・UFO・エイリアン・ゾンビなど とにかくSFやアクションが好きな傾向にある。


そんな自分でも楽しめるのか…結果全話見たのだから楽しめた。
ここに、良かった点と悪かった点を暇だから書いていく。

良かった点
①主人公パクセロイの髪型が河童の三平だった。
 敬愛する水木しげるの作品からモチーフを持ってくるのは正解だ。
 ヒロイン役のチョイソが三平一味のタヌキに見えてこなくもない。
 中々、斬新な髪形だった。
②敵役の長男がジョーカーだった。
 3話に登場する長男(名前は非常に覚えにくいので失念)紫スーツに身を
 包み、白い顔で嫌がらせをする姿はJOKERそのものだった。
 これは、完全に制作者によって作られたモノだと思う。
 それに対峙するセロイも黒服パーカーに身を包み
 バットマンそのものだった。このままスーパー能力バトルに発展し
 舞台を宇宙やAIバトルなどに展開させていたらなお良しだった。
③登場人物の8割がサイコパス。
 主要人物のほぼ全員(ヒョニ以外)は、他人の感情がうまく捉えられない
 サイコパス集団で作られたドラマで登場人物も非常に少なく
 追うのが簡単だった。しかし、後半にかけて人間性を取り戻していくと
 一気に退屈となる。

この3点が主に良かった点に挙げられる。三平の髪型のヒキで1話1時間超え16話を見るのは非常に堪えた。

悪かった点
①そもそも恋愛ものに興味がない。
 これは、ここ1点にまとめても良いのだが恋愛が絡むと非常に退屈だ。
 陸橋の上やビルの屋上などでたびたび繰り広げられる茶番(恋愛劇)
 常に空にUFOが現れないか、ヴィランが現れ空を真っ赤に染めないかなど
 そんな気をずっと抱き続け耐え忍んだ。
 登場人物のほとんどすべてがイカれた
 「恋愛至上主義」の脳みその持ち主で、何一つ共感が持てない辛い結果と
 なってしまった。セロイがサイコパスで
 イソの恋愛感情を跳ね除けている辺りまでは何とか持ちこたえたが
 イソを好きになってからというモノ、物語も完全に力自慢のバトルものに
 発展、撮影方法もアクションは不得手なのか退屈で
 ピストルも出てこない、バズーカ、ドラッグも…
 お粗末なクライマックスに感じた。

やはり、後半で失速するのは仕方がないものなのか…
ラスト前、会長の前で土下座させるよりもバリカンで頭を刈るや
イソを監禁したうえでシャブ漬けにしている。などのさらなる発展があれば
私的には良かったと感じた。

オススメドラマです。




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