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文字での相談の重要性

最近、いくつかの行政の生きづらさ、子育て等支援の部署と接することがありました。

どこの窓口もまだ来所、電話相談が主です。変えるとなったら、システム構築も、予算も、人の働き方も変えないといけないので、責任者はその人の代でなかなか着手できないことが想像できました。やらなければいけない状況になればやる、という感じでしょうか。

ただ、SNS相談を受けていて、今の若い人たちは、SNSやメールで、しかも匿名で相談できることを求めていると痛感しています。

周りの人に言ったら、関係が変わるのではないか、
先生や親に言ったら、余計こじれるかもしれない、
長く人と話していないので、話せる自信がない、

また、何人も受けましたが、場面緘黙症の方、そうでなくても人と話すことが苦手な方、

そのような方でも、文字ならとても多くを語られます。

そして大丈夫、わかってくれる、と感じてもらえたら、そこで初めて身を明かしてくれたりします。

実際私自身、相談を受ける方としても、文字での相談なら応えられることでも、対面だとうまく言葉にできなかったり、たくさん話されて瞬時に聴き取れなかったりということがあります。

きっと近い将来には、変わっていくと思いますが、もうそろそろ、やらなくてはいけない状況が来てほしいなと、(いえ、来ているのでは?)と思います。

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