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Real Voice
新緑を打つ雨の音が心地よく耳に響きます。
児童虐待、というと、テレビのニュースで知る特別な事案のようですが、事件にならない状況は身近にもあります。
自分自身、児童養護施設出身の山本昌子監督が、全国の当事者からの一言ずつ、そして核になるお二人の語りを通して、彼らのReal Voisを伝える映画を作られました。
今はYouTubeで無料公開もされています。
https://youtu.be/R8LhlmtvBMs
当事者のあやさんが、最後に言われる
「この映画を通して、虐待は他人事じゃなくて、身近にあることだと知ってほしい。
それは私が小さい頃に、虐待を受けているということを、誰かに気づいてほしかった、助けてほしかったという思いもあるからです。
映画を見ている皆さんが、少し目を向けるだけで、今も虐待で苦しんでいる子たちが、何かしらの形で、救われるかもしれない。」
今受けている人を救うだけでなく、その心の傷に長年苦しんでいる人も、その傷の深さを多くの人が理解してくれることで、少し楽になることがあるかもしれないと思います。