音楽が身に沁みたお話

今更ですが、僕はかなりの奥手です。

高校時代に初めて告白された話をどこかでしたかと思うんですが
自分からいったことは人生50年の中でもわずか3回。今思い出すだけで心のどこかがむずがゆくなる所謂黒歴史なのですけれども

そんな僕が社会に出て初めて好きになった方がいらっしゃいまして
同じ職場で働いていた方で、スラっとしてて、優しくて笑顔の素敵な女性でした。
同い年ということもあり、少しずつ話す機会も増えていきました。
その中でどことなく影も感じさせるのですが、それもまた魅力。

ある日、僕は意を決してその方に思いを伝えました。
当時はLINEなんてありませんから、メールで。いやいやいや直接あって話すなんてそんな。
翌日くらいに返信のメールをいただきまして。


結果、轟沈
(※股尾前科動画のナレーションっぽく読んでください)


ーーーーー糸冬 了ーーーーーーーー


そういえば、このころ僕はとある離島に住んでいたんです。
中心街や飲食店はある程度あるものの、見に行くところと言えば海くらいしかありません。当たり前ですが。
当時独身で妙齢でありながらも、陰キャドストレートの僕は仕事と自分の住んでいたアパートを往復する日々を過ごしておりました。
まあ、海を眺めるのが好きな僕は、そんな退屈な日々でも何とかやっていけていたのですが。

そんなある日。

とあるアーティストの方がこんな何もない南の島にライブに見えるとの情報!
クリスマス時期になると流れてくるちょっと悲し気な歌が流れてくる、大物女性アーティストです。
おお、これは行かねば。こんな機会は滅多にない!
速攻でチケット購入しました。

当日、聴いた生の歌声はこれまた素晴らしく。。。


結果、自宅で号泣www()


何というタイミング。
このライブ、前半のお話のすぐ後だったんです。

時系列的には、
ライブ告知⇒チケ購入⇒思いつめる⇒メール送る⇒轟沈⇒ライブ観覧⇒号泣

いやまさかね、自分が女性に振られてそのあとのライブの歌声が沁みて自宅で号泣とかそんな人間らしいモノだとは思っていなかったものですから(笑)

まあ、その後特に進展もなく、別な方とお付き合いを始めたかと思ったらすぐに別れて、かと思えば別の方といい感じになって、そのままゴールインして今に至っているわけですから人生なんてこんなもんです(笑)

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