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千代の湯 メンバー募集を経て(まだ募集中です!)
先日のnoteを投稿してから10日ほど立ちました
Twitterでも多くの方にリツイートしてもらい、そのおかげで本当に沢山の方からご連絡をいただきました。ありがとうございます。
自分としてはかなりの決意のもと取り組んでいくことなのは確かですが、それが世間の皆さんにとってどの程度関心を持ってもらえるのかわからない状態でした。
なので、この短い間に多くのご連絡をいただけたことで「銭湯の仕事」というものに興味がある人達がこんなにいるものかと有り難い気持ちにもなった部分もあります。
その反面、ご連絡をくださった方たちとやり取りをしている中でまだ「銭湯の仕事」がどのようなものかをまだまだ伝えられていない なとも痛感しました。
現場こそが銭湯
自分も梅の湯で働いていて常々思うのは「現場が全て」だなと。
人が集う場所があり、そこにお風呂がある。
お風呂だけでなく、その場所を作っていくことが「銭湯の仕事」なわけです。
今回 千代の湯の経営を一緒にやっていく柱となる人を募集させていただいたわけですが、自分の言葉が足りないところや、うまく伝えられなかったところもあり、ほとんどの方に希望にそえる返事をできませんでした。
前回のnote投稿後、応募フォームにも追記させていただきましたが、
銭湯を経営するにあたって、まずは現場で可能な限りの時間を千代の湯づくりに費やしてほしい、それが自分の想いでした。
これからの千代の湯、そして梅の湯、その他全ての銭湯が、日々の「自分の銭湯という場所づくり」を経て、その余白でSNS発信をしたり、イベントを開催したり、色々な取り組みをされているのです。
情報発信があるからこそ、興味を持ってくれる方がたくさんいるのですが、そこで見える銭湯の情報は本質ではないような気がしています。
どんなにオンラインが進化していっても、オフラインでしか出来ない仕事、それが「銭湯の仕事」なのです。
兼業と銭湯
フォームに「さまざまな働き方を想定しています」と書きました。
そしてその中には「銭湯と兼業」も一つの可能性として挙げさせて頂きました。
ご連絡をくださった方々のお話を見ていて、感じたのは自分の考える「銭湯と兼業」と皆さんが考える「銭湯と兼業」に大きな認識の違いがあることがわかりました。
やはり銭湯の仕事は現場が基本。銭湯の仕事をしながら、その隙間で出来る仕事もあるんじゃないか?というのが自分の考えでした。
この考えも「甘い」と怒られそうではありますが、場所に囚われない働き方・仕事がまさに見直されている中で、さまざまな仕事がその可能性を見出してきています。
ただ銭湯の仕事(これは『特定の場所あること』に意味がある職種全てかもしれません)はその場所に囚われることが重要で、それこそがその銭湯の魅力の根源に繋がっていると考えています。
今回、ご連絡くださった方で兼業という形を考えている皆さんはご自身の本業をやりながら銭湯の仕事を手伝ってみたいという意見がほとんどでした。
このあたりの相違点をきちんと伝えて、解決していかないと実際に「銭湯で働く・経営する」といった人たちが増えていかないのでは痛感しました。
余白のもつ可能性
とは言ったものの、銭湯の仕事の「余白」で生みだされる、さらなる魅力や可能性を感じずにはいられません。今回ご連絡をくださった皆さんと同じように、自分もそう感じています。
千代の湯としても、銭湯としての基礎がきちんとやることが出来たときに、次のステップとして取り組んでいかなければならないところです。
その際にぜひ色々な方のチカラをお借りしたいと考えています。
グッズも作ってみたい、イベントも企画したい、マーケティングも考えてみたい。
千代の湯の近況は4月以降も随時 お知らせしていきます。
銭湯の仕事の決して華やかではないけど、大切な部分も共有していきたいです。
最近では西小山の東京浴場さんのツイート、同業ながら「わかるなー」というものが多くてその苦労が見て取れます。銭湯の仕事とはこういうものが多いです。
ゆかな番頭、天井のペンキ塗りに挑むもよう。装備をシャキーン✨しっかり養生してひとまず剥がれかけのペンキを棒でゴリゴリ剥がしてるとこ💪 #銭湯 #西小山 #東京浴場 pic.twitter.com/VHr1r7bqqy
— 西小山 東京浴場 (@245tokyoyokujo) February 16, 2021
あらためて再度のお願い
まずは最初のステップ、銭湯としての基礎を一緒に作り上げようとしてくれる方。2月末まではフォームを閉じずに募集致します。
のこり日数わずかですが、引き続きお問い合わせお待ちしております。
よろしくお願いいたします!