銭湯サブスクリプションについて考える その1
どうも、梅の湯 栗田です。
先日、梅の湯でニューニュータウン西尾久の物件内覧会&トークイベントが開催されました。
3/16内覧&トークイベント ニューニュータウン西尾久https://www.realtokyoestate.co.jp/nntn2
ゲストの石渡康嗣さん、小久保 寧さん、そして進行役の林 厚見さんのお話とても興味深いものでした。そちらの様子は東京R不動産さんの方でレポートあるのかな?と期待しつつ、そのトークイベント後に「銭湯ってサブスクリプションやれないんですか?」という質問があったので、色々と考えてみました。
個人的には面白いかもなぁ~と思いつつも、現状では「やれません」というのが答えかなと思っています。
もしやれるとしたらと色々考えている中で、
そもそも銭湯をサブスクリプションで提供できるものある?
そう思ってしまったわけです。ちょっとそのあたりを自分のサブスクリプションの薄い知識をなんとか引き伸ばしながら考えていきたいと思います。
サブスクリプションのメリット
サブスクリプションサービスは大きく2パターンかなと思っていて、
1)個人では持ちえない設備や物量のものを、購入するよりはローコストで使うことができるサービス
2)消費し続けるものを、定期的に提供してくれるサービス
1)の場合はそれを用意しておき、来てもらう代わりに、サービスの時間や場所に縛られない(いつでも・様々な場所で)が求められますね。
2)はその消費し続けるものを必要としている人が多くないと成り立ちませんね。
さてこれを銭湯で考えると、1)は「さまざまな場所で」はある程度まかなえますが、「いつでも」が無理! しかも、まかなえると言った「さまざまな場所で」も浴場の個体差があるため軒数は満たせても実際は満たせたとはいえないでしょう。
まぁその個体差が銭湯の魅力であるわけなんですが・・・
では2)はどうでしょうか。お風呂に入ることを消費と捉えるかはわかりませんが、まず銭湯はこちらに来てもらわなくてはなりません。そして家にお風呂がないのか?となると現在ではあることがほとんどです。
なら有形定額制のようにお得感を出せば・・・となるわけですが、そこで「独自の入浴料の割引はしない」という取り決めが効いてくるわけですね。
(物価統制令では値下げは…ゴニョゴニョ)という意見もありますが、この姿勢は遵守した上で、お得感を考えなくてはなりません。
銭湯でできるお得感ってなに?
銭湯はお風呂に入る場所であって、お風呂は家にもある。つまり家にないサービスの部分が銭湯の価値を維持させているわけですよね。
そのサービスを定額化していけばいいわけか…
と、ちょっと考えれば誰でもわかりそうなところに行き着いたわけですが、梅の湯でこれまで実施してきたことや、今も継続しているサービスはちょっと他の銭湯とは違い、そこになにかヒントがある気がするわけです。
次の投稿ではそのあたりを含めて、銭湯サブスクリプションについて、掘り下げていこうと思います!
「銭湯サブスクリプション その2」に続く!
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