銭湯サブスクリプションについて考える その2

どうも、梅の湯 栗田です。

最近は「銭湯サブスクリプション」について色々と考えており、前回は「お風呂以外のサービス」を定額化してくしかないね!みたいな感じになりました。

Facebookに投稿した時に補足として「銭湯サブスクリプションのニーズを知りたい」と付け加えたところ、何名からかリアクションもらえたのでそれも踏まえて、今回はサブスクリプションに入れ込む銭湯サービスを考えてみたいと思います。


入浴の為のサービスのグレードを考える

まず思い浮かぶのは入浴するための最低限必要なものですよね。
タオル・シャンプー・ボディーソープ がいりますよね。これは最低限。
ここに充実感をプラスするなら、髭剃りとか化粧水とか歯ブラシとかですかね。このあたりは梅の湯ではそれぞれ単品で購入できるようになっています。それを定額制にしてアメニティはどれも自由に使えるというのはひとつの気楽さに繋がるかと思います。

ここで梅の湯 独特のサービスとして「プラワン」があります。

100円でグレードの高いシャンプー・ボディーソープが選んで使えるというサービスです。この「プラワン」 若い女性に喜ばれるかな~と思って始めたのですが、今となっては老若男女問わず、利用する方がいるサービスになっています。
「プラワン」の目的である「グレードの高いものを気軽に試せる」というのはサブスクリプションとめちゃくちゃ相性が良さそうですよね。さらに「自分で選べる」というのがいいのかもしれません。ある程度限られている(梅の湯では現在10種類から)とはいえ、その日の気分というものがありますから。バリエーションも自分が新しいものを見つけてはどんどんラインナップに追加するので、自分から新商品もリサーチする必要がありません。
我ながら、「プラワン」なかなかいいサービスじゃないかと。このように梅の湯で地味に段階化されていたサービスのファーストクラスを定額で楽しめる、これは今すぐにでも実施できそうですね。

そう考えてみると、入浴に付随するサービスはとてもたくさん手段がある上に、その好みはまさに十人十色。その要望に応えていくことが「銭湯サブスクリプション」なのではないかと思い始めてきました。

全ての方の好みを浴場側主導でカバーするのは難しいですよね。
だったら、ちょっとこだわりたい人の要望はその人に聞いちゃって、それを準備するということをサブスクリプションのサービスにすれば、浴場とお客さんの満足度合いもちょうどいいバランスを取れそうな気がします。


家風呂との差別化を図る

これまで挙げてきたサービスを実行できたとすると、家風呂と銭湯での入浴道具は、同じにできます。
とはいえ、ここまでやっても 家で入るお風呂の利点もありますよね。それは究極にプライベートスペースであることです。誰にも干渉されることなく好きなようにお風呂に入りたい時があるわけです。その点に置いてはやはり銭湯は敵いません。

…なんとか家風呂に銭湯の要素を持ち込みたい。
では何をしよう?…という話を次回したいと思います。ではまた!


← (前回)銭湯サブスクリプションについて考える その1
 (次回)銭湯サブスクリプションについて考える その3 →

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?