テーマソングで語るアニメ#1 「まちカドまぞく」より「町かどタンジェント」
これはアニメに限った話ではないが、「テーマソング」というものはその作品や商品への高い理解が求められるものである。それゆえに(結果的にそう感じているだけかもしれないが)、「テーマ」としてとても良い出来になっている。
特にアニメのOPED、その中でもキャストが歌うものに関してはその傾向が強いように感じる。
…というわけで、「テーマソングで語るアニメ」第1回を始めます。
タイトル通り「町かどタンジェント」(作詞作曲:辻林美穂)を見ていきます。
おことわり
私には「ここのコード進行が〜」とか「このメロディは〜」みたいな高度な話は出来ません。世の中にありふれた、歌詞の方を見るばかりの記事になってしまいます。ご了承ください。
あと原作及びアニメのネタバレを含むかもしれません。
Aメロ
朝ですね。
「思わず飛び出した」というのは優子がまぞくの力に目覚め、何もわからぬまま魔法少女を探しにいったことを言っているのでしょうか。
「左手」なのがいいですよね。しかもここは桃が歌っています。
この「いつもの景色」というのも、闇とか光とか言いながらもゆるく日常が送られているせいいき桜ヶ丘の風景を表しているようです。
Bメロ
「二人の秘密」とは?
優子(シャミ子)の父、ヨシュアのことでしょうか。
はたまた、桃の過去のお話でしょうか。
「私たちならできるよ」
この歌詞を2丁目6話を見た後に読むと、また違った味わいがありますね。超つよいまぞくになるのはシャミ子なので桃が直接関わる必要は(理論上は)ないのですが、「私たち」というのがいいですよね。
サビ
ここを語る時を待っていた。
…いや、違うな。
時は来た!!!!
このフレーズに、「吉田優子」の全てが詰まっていると言っても過言ではありません。
以下、この歌詞の背景にあると思われるエピソードを紹介します。ネタバレが嫌なら原作2巻かアニメ11-12話を見ましょう。
姉の桜がシャミ子の父を封印したことを知った桃はシャミ子から距離を置く。しかしシャミ子は「一族の封印を解くこと」「桃と一緒にいること」も諦めないと宣言し、桃を追いかける。
さて、このエピソードを見た上で、もう一度この歌詞を読むと…
というかシャミ子の桃に対する感情がもはや宿敵に向けるそれではないのですが。
TVアニメサイズだとここまでです。
結構ワクワクする感じの歌詞になってますね。
さて、2番に行こうか考えたのですが、
サビで燃え尽きてしまったのでここまでとします。
続きは別の機会にでも。
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