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【書くことについて①】意識の変化|「書く習慣」を読んで
こんばんは。
私がnoteを書き始めたきっかけの一冊を紹介します。
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いしかわゆき 著
◆本題の前に
私の話を少しだけさせてください。
興味がない方はスキップして構いません。(黒歴史に近いので読んでくれない方がいいかも)
正直、私のこれまでの人生は"中途半端な"完璧主義だったと思います。
中学校までは、成績も良く運動もそれなりにできてた、自分で言うのもなんですがいわゆる優等生タイプでした。
文武両道を買われて生徒会長にも推薦されたり、自分はできるタイプの人間なんだと、本気で思っていた時期も恥ずかしながらありました、笑
(過去に戻れるなら、助走をつけて伸び切った鼻っぱしをぶん殴って根本から折ってやりたい)
この頃の慢心がほんとにいけなかった。
やはり親や先生、周りの友達など外野の期待というか、いい子でいなきゃいけないという圧力を子供ながら勝手に感じてしまっていました。
期待を違えないように完璧主義を目指すベースが出来上がりました。
そのために、私の言動は必ずと言っていいほど型にはめ込まれたものでした。
こう言っておけば/こう動けば、正解だろうと無難にこなして、自分で考えることを放棄し続けていました。
加えて悪いことに、私は完璧主義にはなりきれませんでした。最後には決まってこの程度でいいだろうと手を抜いて楽をするんです。
ほんと“中途半端な”完璧主義です。
それでも、周りの期待の最低限はクリアしていたのでしょう。そんな姿勢でも大抵のことはこなすことがでました。
そうすると、どうでしょう。
無難な答えしか持たず、自分の考えを出すことが出来ない/何かを本気でやりたげたことのない、中身が空洞だらけの人間の出来上がりです。
これは高校時代〜就活を通して徐々に気づくことになりますが、それはまた別の話で。
これではいけないと、もがいてきたつもりです。
しかし、思春期(発達段階)の考えというのはそう簡単に治るものではなく
哀しいかな、その影響は大人の今も続いています。
ほんとに自分の考えを外に出すのが苦手な自覚があります。
考えているようで考えていない。
自分なりの考えを持たないといけない、と思いつつどこかで無難な答えを求める自分が必ず顔を覗かせます。
そんな日々の中で出会ったのが、この本でした。
◆この本からの学び
前置き(自分語り)が長くなってしまいました。
ここから内容です。
①まずは書いてみる
誰でも、なんでも、書いていい。
私の中に発信できるものはないと思っていました。
しかし、そんなの関係ない。
28年生きてきて、思ってることがないわけがない。
読んだ人がどう思うだろうかとか、共感してくれるだろうかとか
そんなことはひとまず置いておいて、自分から生まれる言葉を発信していいんだと。
そんな当たり前のことを気づかさせてくれました。
②型なんて気にしない
文章の正解は自分で決める。
事あるごとに型にはめてきた人生だったものですから
自分の言葉を自分なりに表現する事に多少の恐れがあります。
この文章を書いてる今は好きに書いているつもりですが、無意識に型にはめこんでるかもしれません。
しかし、これは個人の記録/雑記であり
論文投稿や公共文書のようなオフィシャル文書ではない。
気にする方がおかしい。
そうやって意識を変えることが出来つつあると感じています。
③ありのまま書く
「誰にも見られない前提」で書こう。
本書では、「メイク」の例えで説明されていて、なるほどと思いました。
外面をよくされた(メイク)文章じゃ、その人の本音(素顔)は見えてこない。
ありのままを記録することに意味があるし、それでこそ自らの考えの整理(本来のアウトプット)にもなり、いつかその記録を読んだ誰かに響き得るんだと思います。
私もこのアウトプット活動として、書き始めて短いですが
誤字脱字の確認くらいで、なるべく一発書きでそのままの文章で出すことを心がけています。
◆終わりに
今回、自分語りを含めてnoteをはじめたきっかけとして、本書を紹介させていただきました。
まずは「きっかけ」と言うことで、書くことに対する意識の変化に影響を与えてくれた部分のみになります。
本書は、他にも「習慣化のための工夫」や「ネタ探し」、「読まれることの楽しさ」、「書くことが与えてくれるもの」と続きます。
どれも私にとって、書く習慣を継続するために必要なことだらけでした。
この辺もシリーズというとおこがましいですが、自分の振り返りも兼ねてまとめていきたいと思います。
本書に限らず自分の中で影響のあったものも書いていこうかな。
私のように書くことに苦手意識がある人は、是非この本を読んで欲しい。
noteを始めて1ヶ月経とうとしていますが、書けば書くほど意欲が湧いている気がします。
最初は1記事につき1000文字程度を目標にしてましたが、どうやら私は書き始めると長くなる傾向にあるようです。
上手い下手は置いておいて
実は文章を書くのは好きなのかもしれない。
プロフィールの趣味欄に「note」も加えてしまおうか、とも考えてしまっています。笑
このモチベを大事にしつつ、本音を出すことに慣れて、型にはめこむ呪縛から逃れていきたい。
そう強く願ったところで、今日はこの辺にします。
では、また。