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『4年+1年掌編』作品解説「冒険譚」

 昨日に続きまして、作品解説をしていきたいと思います。

 今回は「冒険譚」

経緯

 元々この作品は大学サークルで執筆したものです。
 顧問のもとで行われた勉強会か、生徒間での勉強会かは思い出せませんが、「気になる終わり方」をテーマにしています。
 いざこれから、という部分で終わっているのはこのためです。決して落丁ではありません。

キャラクター・思うこと 

 正直とても短い作品ですので、あまり深く考えてキャラクターを作ったりはしてません。それはそれで問題かもしれませんが。

 それでも、パソコンの画面を見ずに適当に作ったというわけではありません。

 劇中の「藤崎」は極端なビビりと言ってもいいような思考・行動をしています。
 この辺りは、私の不安が強い考え方を反映させています。
 とても慎重・億劫なんですよ私。何か動くにしても、「これで大丈夫だろうか……」「本当にいいのか……」といった感じで、3つくらい思考を挟んでから動くのです。

 これ、良くも悪くも作用します。(バイトとかでは悪い方に)
 何かするごとに思考を挟むので、動作がちょいと遅いんですよね。傍から見ればぼうっとしているように見えるらしく、よく怒られます。

 すいませんね。でも、思考しながら動くのは無理なもんで。

 そいった点を拾って、藤崎さんを作りました。
 ただ、ちょっと億劫では、パンチが無いなと思ったので、思考・行動を丁寧かつオーバーに書くことにしています。
 モノマネなんかもそうですが、あれは特徴を捉えてそれをやや大げさにやっているから面白いと思うのです。それを意識しました。

 上記のことを沢山、流れるように書けると、「ふふっ」となるような作品が書ける気がするのですが……。難しいものですね。
 

 これと似たような考え方で1回生の時に書いた『アポカリプス』という掌編があります。
 大げさなタイトルですが、内容は言ってしまえばスッカスカです。例の佳作だった友人と遊びで書いたものなので。
 それでも今度まじめに加筆修正してアップしてみようと思います。

最後に

 ということで、「冒険譚」の解説でした。
 文章系の仕事がしたいなら当たり前だ! と言われるかもしれませんが、今日も無事noteを動かせました。ヨカッタヨカッタ。
 文学フリマで戻ってきた創作意欲が続くことを祈って、というか持続するように自分を変えましょうね……。

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