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DTM初心者目線でわかりやすく!Massiveの使い方解説(OSC編)

最近、NATIVE INSTRUMENTS社のMassiveが頻繁にセールされています。
安くなっていたから買ったという方も多いのではないでしょうか。
私もセールがきっかけで購入したのですが、使い方がわからず調べるのに苦戦しました。
そこで備忘録も兼ね、簡単に使い方を解説していこうと思います。


シンセについて

まず、シンセとはどういった楽器なのかざっくりおさらいします。
シンセ(シンセサイザー)は音の波形を合成・編集することで音を作り出すことができる電子楽器です。作れる音は幅広く、今ある楽器の音を再現したり、全く新しい音を生み出したりできる奥が深い楽器なんです。
使いこなせるとこれだけで楽曲を作れるので、あまりプラグインを買えない初心者DTMerの強い味方になってくれます。

OSCについて


massiveを開くと、画面左側にOSC1~3があるのが分かると思います。

このOSCというのはオシレータの略で、ここで使用する音の波形を選ぶことができます。OSC一つにつき一つ音を追加できるので、Massiveでは最大3つの波形を組み合わせることが可能です。

ではいよいよ使い方解説に入っていきます。
Massiveは3つのOSCを持っていますが、これらのOSCはすべて同じ操作方法となっているので、OSC1のみ取り上げます。

OSCにはおおまかに分けて7ついじれる所があるので(下図参照)、1つずつ説明していきます。

①.OSCのon/offを切り替えられます。ONだと青色、OFFだと灰色で、offの時はそのオシレータの音が鳴らなくなります。

②.波形を選択できます。ここをクリックすると下図のような選択画面が表示され、ここから使用したい波形を選択します。名前の中央に‐の入っている波形は2つの波形から構成されている音で、③でその割合を決めます。例) sin-square →サイン波とスクエア波

③.②で選択した波形のうち、中央にハイフン(‐)の入っているものの構成音の 
 割合を変更します。パラメータは波形名の順番と対応しているため、例え
 ばsin-squareの時に中央に振ればsin波とsquare波が50%ずつ混ぜられた波
 形となり、左側に振り切ればsin波のみの波形になります。
  
④.倍音をどこにかけるか選択できます。ここをクリックすると下図のような選択画面が表示され、ここからどの帯域に倍音をかけるか選択できます。

 ・spectrum:高い倍音をカットします。
 ・Bend+:元の波形を前に寄せていきます。
 ・Bend-:元の波形を後ろに寄せていきます。
 ・Formant:⑤の変更でフォルマントのピッチを変更できます。 

⑤.倍音の量を調整できます。左に振り切ると倍音が0になり、右に振るほど倍音が多くなります。  ※(倍音が0→sin波)

⑥.音の大きさを決めることができます。いくつかのOSCを混ぜて音を作るときの音の大きさの調整などに使います。

⑦.音の高さを決めることができます。12で1オクターブ高くなり、-12で1オクターブ低くなります。いくつかのOSCを混ぜて音を厚くするときなどに使います。

⑧.フィルター用のフェーダーです。Massiveにはフィルターが二つあり、この二つのフィルターをどのような割合で通すかを調整できます。


まとめ

今回はMassiveのOSCの使い方について取り上げました。他の操作法についても需要がありそうでしたら更新させていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


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