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○○、初めての産婦人科へ、残酷な診断結果

別の日、先ほどとは違う友達とランチに行ったとき(この友達は1歳になる子どもがいます)、「不妊の原因は男性が4割」という話を聞きました。
その話を聞いていたこともあり、夫なーに不妊治療専門クリニックに一緒に行くことを提案してみました。なーは、すぐに「行くよ」と言ってくれました。

このとき、なーは、「まさか自分に不妊の原因がある」なんて、思ってもみなかった、と言っていました。

なーは、運動が好きで、筋トレやストレッチに毎日取り組んでいたり、
わりと健康オタクなところがあり、体にいいことを調べて生活に取りいれたり、お酒はそんなに飲まない、たばこも吸わない、しいて言えばす~~んごくだらしないくらいで(笑)、健康そのもの!という感じなので、私も、不妊の原因は私にあるだろう、と思っていました。
(多嚢胞性卵巣症候群のこともあったので…)

1回目の診察の日は、主に説明を受けました。
これから私が受ける検査は、
①ホルモン数値をみる検査
②卵管造影検査
たしか、①は生理中でないとできない検査だったような気がします。
とりあえず①をやってみましょう、ということになりました。
この検査は、お腹に注射を打ち、30分後くらいにもう一度打って、
ホルモンの値がどのくらい上がるかをみる検査…とかだったと思います。
(うる覚えで申し訳ありません💦)
横になって注射を受けたのですが、気持ちが悪くなってしまい、
少し休憩して落ち着いてから帰宅しました。

なーが受ける検査は
①精液検査
この日は採精カップをもらい、家で精液をとってカップに入れ、
後日クリニックに持参するという方法でした。

私となーの検査結果が出る日、仕事終わりにクリニックで合流、
この日はクリニックがとても混んでいて、待合室で
1時間半くらい待ちました(゚Д゚;)

やっと呼ばれ、診察室に入り、席に座ると、
先生が1枚の紙を差し出しました。
その紙には、こう書いてありました。

精液量 4.0ml
精子濃度 0万/ml


書いてあることはわかるのですが
理解ができませんでした。
視界がぐーーーっと狭くなり、目の前が真っ黒になる感覚でした。
「自然妊娠は無理です。」
「今後子どもができる可能性は、50%です」
「精子がいたとしても顕微授精での治療になります」
先生にそのようなことをズバズバと言われ、傷つく暇もなく
「紹介状を書くので、顕微授精ができる病院をここから選んで」
と言われ、家の近くの大学病院を選びました。

病院からの帰りの車内、いつも2人でおしゃべりしながら帰るのに
会話はありませんでした。
私は、泣いたらなーを傷つける、と思い、泣くのを堪えていました。

少し経って、「焼き肉でも行って気分晴らすかー!」と、
焼き肉屋さんに行きました。
2人でビールとお肉を頼んだのですが、涙が止まりませんでした。
なーが、泣きながら
「俺と離れてもいいよ」と言いました。
私は、このときはじめてなーが泣いている姿を見ました。
「離れるわけない!」と言い、
どうなったとしても、2人で頑張ろう、乗り越えよう、と話しました。
覚悟を決めた夜になりました。

ここまでが、妊活スタートから男性不妊発覚までの流れです。
長くなっちゃいましたね…(゚Д゚;)
こんな拙い文章を読んでくださって
ありがとうございます。

この続きはまた後日アップさせていただきます!
ご覧いただきありがとうございました!

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