家のもしも。
住宅総合保険、多くは火災保険とも呼ばれている。
かくいう私の古民家もこの住宅総合保険へ加入しなければならない。
大家さんから入ってもらうように言われているのだ。
私がついこの間まで気まぐれでFP(ファイナンシャルプランナー)3級の勉強をしていたのが功を奏した。
きっと学んでいなければ何のことやらちんぷんかんぷんだっただろう。
別に今も完全に理解しているわけではないが。
契約会社の中でも1番安いプランに入ることとなっていた。
不動産屋さんから詳細説明を聞くと、以降私にメールで問い合わせがあると思うので対応するようとの要請があった。
ふむふむ、とりあえずメールが来るまで待てば良いのか。
そしてしばらくしてメールはやってきた。
しかしその時立て込んでいた私はメールの対応をすっかり忘れていたのだ。
またしばらくすると不動産屋さんから、保険の対応の進み具合を確認する連絡が来た。
そこで私はやっと存在を忘れていたことに気付いたのだ。
やってしまった、、すみません。
すぐにメールの内容を確認し、手続きを進めていった。
不動産屋さんから補助を受けながらなんとか手続きは終了した。
最後に保険料を振り込むようにとのことだった。
私はそこで疑問に思った。
このお金は私が振り込むのか?それとも不動産屋さんが振り込むのか?
というのも、私は不動産屋さんに初期費用を支払った時に、その詳細内訳には住宅総合保険の料金も含まれていたと思っていたからだ。
不動産屋さんに再度、この振り込み自体は私がやれば良いのか聞いてみる。
すると、振り込んでくださいとの返事。
この古民家、果たしていくつの保険に入っているんだ。
不動産屋さんはこう言っているが、本当にこのまま進めていって良いのかどうしても気になる。
最終確認として、初期費用の詳細内訳のデータをスクショし、そこに書かれていた住宅総合保険の金額に線を引いて、この保険料は何のことなのか連絡をしてみた。
すると、どうやらこの金額は本来不動産屋さんに支払うものではないことが分かった。
スッキリ解決した私は心置きなく保険料を振り込み、後日不動産屋さんから払いすぎた金額を返金してもらった。
疑うことは容易いが、それを相手に伝えるというのは覚悟がいる。
今回は確認して良かったが、もし間違いでないのなら、相手を疑ったことは恥ずべき行為に感じるからだ。
だがそれも相手を信じているのか、もしくは自分は考えずに責任を放棄しているようにも取れる。
結局のところ
分からないことは聞く。
それが1番だ。