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松岡享子さんを偲ぶ会

さて、慣れない東京へ一人で出かけました。東京子ども図書館主催で、松岡享子さんの歩みをたどる映画ができたのだそうです。

石井桃子さんの活動を引き継いで、アメリカで学び、実践されて、日本へ。松の実文庫を開き、子どもたちに本を、お話を伝える活動の拠点として東京こども図書館を設立、数々の絵本の翻訳、創作を手がけられました。

松岡さんのもとで育った児童図書館司書、子ども文庫を開かれた人々、大学で児童文学を学び、幼児教育、保育の世界で実践された人々・・・大人たち。そして、『くまのパティンドン』をはじめとして、多くの絵本や児童書を読んで育った子どもたち・・・

その足跡はとても大きくて、心の中にはポカンとあいた穴が・・・でも、それは穴ではなくて種がまかれていました。
会場に集まった多くの人々・・・すでに高齢になられた方々も多くおられますが、きっと豊かな花を、実を結ばれているはず。
次の種は・・・みんなの本離れの時代になった今、どう繋いでいくのか?が課題です。
こんなカードをいただきました。

「お話を食べて大きくなるの。」
子どもたちが育つのは食べ物だけではないのですよね。
rosieさんはお話を語ることからはもうずいぶん離れているのですが、また覚え直してみようかな?と。
今は「この本、読んで!」と膝に上に座る子どもたちの期待に応えることに専念しておりますが。

30年ほど前に、「子どもの本のことをやりたいならば、早く千葉に帰りなさい。」とアドバイスを下さった斉藤惇夫さんにやっと昨日手紙を書きました。
「ただいま!」と。
郵便局へ行ったら、収集時間はとっくに過ぎていたのに赤い郵便車が止まっていました。郵便料金に不手際があると失礼なので、慌てて窓口で確認後、郵便車のお兄さんに。大きな郵便袋へポトン。
郵便やさん、よろしくね!ラッキーな瞬間でした💕
さて、遅まきの種は育つでしょうか?

では みなさま ごきげんよう。


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