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ぐりとぐらのたまごの車に乗ったよ!

京都からやってきたAnne(3歳)とにいに(5歳)、東京駅で待ち合わせ。教文館の中にある子どもの本屋さん、「ナルニア国」へ行きました。
ちょうど、今、昨年の『ぐりとぐら』60周年記念に続いて、あの「たまごのくるま」がやってきたんです。

Anneとにいには大喜び!早速、靴を脱いでたまごのくるまへ乗り込みます。
なんと、ぐりとぐらの帽子も服もありました。
どう?似合うでしょう?
そうか!ぐりとぐらのラストシーンのたまごのくるまは、こんな感じだったんだねえ。

ちょうどこの日は「ぐりとぐらの帽子をつくろう」の日でした。でもAnneとにいには新幹線到着が間に合わなかったんです。
でも、帽子セットを下さったので、今度、ゆっくり作りま〜す!

山脇百合子さんの絵のカップも買いましたよ!「ナルニア国で買ったんだよ」「ぐりとぐらのくるまに乗ったんだよ」って覚えていてくれるかな?

しばらく遊んでいると、穏やかな顔をされた女性がやってきて、「いいですねえ。」と子どもたちの楽しげな様子を眺めていました。
そして、「山脇百合子さんも亡くなられて淋しいですよね。」と。二人で「そう、次々と楽しい絵本を創り出してくださった方々が亡くなられる時期となり、本当に淋しいです。年齢はわかってはいるのですがね・・・」
とお話ししました。

このナルニア国の空間で出会うと、初対面なのに不思議と気持ちが通いあい、共感する言葉となります。これもぐりとぐらのご縁だなあと思いました。

これまでも、これからも『みんなだいすき ぐりとぐら』
この絵本を子どもたちに届けてくださってありがとう。
中川李枝子さんと山脇百合子さん、そして福音館の松居直さん。
胸がジーンとした時間でした。賑やかに遊ぶ孫たちとともに。

では みなさま ごきげんよう。

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