「ならぬことはならぬものです」
会津の歴史を知る鶴ヶ城、白虎隊の自刃した場所、そしてこの、白虎隊の人たちも学んだ藩校「日新館」などを訪れると、かつての会津の人たちの無念さや真面目さなどにふれて、なんだか胸がじーんとするのでした。
そのことを本当はすぐに書きたかったのですが、なんだか胸に響くものがあり、なかなかふれにくくて最後になりました。
この日新館の入り口にこの会津武士たるものの「什の掟」というものが書いてあります。
今の時代とはずれているものもありますが、「ならぬものはならぬものです」という言葉には共感するものがあります。
かつて自閉症児の療育の勉強をしていた時に、信頼する先生がおっしゃっていました。とかく周囲の状況を知ることが苦手な自閉症の子どもたちに、理屈ではなく、「今すべきことをきちんと教えることが大事」「どんなに障がいがあってもお葬式時は騒いではだめ。静かにできるように。日本で生きていくならば」
「ならぬことはならぬものです」ということはあるような気がするのです。
時代的に古いのかなあ?
夫くんは「君の言い方に似ているねえ」と笑っていましたが・・・
ある人はrosieさんの話し方は好きだと(へへへ 😁)
これは日本で初めてのプールだとか。生徒が泳ぎを練習したのだと。
水戸を訪れた時も思いましたが、かつての藩校は読み書きそろばんだけでなく、倫理や天文学、医学、薬学なども学び、人としての教養を身につけたのだなあと。
歴史としては江戸幕府の理不尽な結果、突然の原発問題などもあり、大変な重荷を背負うことになりましたが、ささやかながら福島を応援したいと思いました。西田敏行さんも亡くなられたしね。
日新館の紅葉がきれいに始まっていました。カイノキ(楷樹)です。
では みなさま ごきげんよう。
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