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返事を期待せずに書いた手紙
返事を期待しないで書きたいから書く手紙・・・
忘れた頃に届いた返書に、その時の自分に必要な言葉が綴られていたりする・・・。
相手の反応に期待しないで自分が何かをしたことによって、
後から思いがけない価値を感じた・・・こんな経験はありませんか?
それが、手紙の場合だったら??
相手の反応に期待しないで書く手紙の良さにはどんなことがあるでしょうか?
① 純粋な自己表現
相手の反応を気にせず、自分の気持ちや考えをそのまま表現できます。
このことで、内面の整理や自己理解が深まることもあるでしょう。
② 感情の解放
手紙を書くことは、自分の中にある感情や想いを解放する時間でもあります。感情を浄化する(カタルシス)効果も期待できます。
③ 予期しなかった気づきや発見
届いた返書の中に、書いた内容に対する共感や新しい視点を得られると、自分の思考に新しい光を当てることができます。
手紙を書く時点では気づかなかったことに、後から気づく機会にもなり得るでしょう。
冒頭の『忘れた頃に届いた返書に、その時の自分に必要な言葉が綴られていたりする・・・。』これがまさにこれに当たります。
④ タイムカプセルのような効果
書いた時点での自分の気持ちや考え。それを後で振り返ることで、自分の成長や変化を感じるきっかけになり得ます。
さらに、手紙を受け取った相手も、日にちを置いて見返すことで、初めに読んだ時とはまた違った印象やインスピレーションを得ることがあるでしょう。
⑤ 相手に負担をかけない
返事を求めない姿勢は、相手に対する「自由に受け取ってほしい」というメッセージでもあります。
そのおかげで相手も、気軽に手紙を読むことができ、相手への負担を感じず書きたいタイミングで返事を書くことができるのではないでしょうか。
⑦ 偶然だからこそ感じられる喜び
忘れた頃に返事が来ることで、思いがけないタイミングで喜びや癒しを感じることができる・・・そんな体験ができるでしょう。
この偶然性は、手紙というアナログなコミュニケーション特有の魅力です。
⑧ 心の余白を大切にできる
返事を期待しないことで、心に余白を持つことができます。
心のゆとりは、気持ちを穏やかにしてくれます。
落ち着いて物事を判断できたり、他に目を向け、新たな考えや気づきが生まれるきっかけにもなるでしょう。
こうして挙げてみると、
手紙を書く行為そのものや、それによって得られる体験には、期待以上の深い意味がある・・・ということに気づくことができます。
手紙を書くことが、相手に対する期待ではなく、書くこと自体が目的となり、それが結果として誰かの心に届くこと。
それは、とても豊かな交流の形なのではないでしょうか。
あなたも、大切な人へ手紙を書いてみませんか?