あやうく昇天しかけるところだったわい
オバハンの着ぐるみを着た小学生男子と言われる私の日常エッセイ
先日、某スーパーでトイレのお便器をゴシゴシする
あのトゲトゲのブラシが目に入った。
鮮明に脳内スクリーンに映し出されるあの事件。
そう… あれは確か10年ほど前。
冠婚葬祭で1泊家を空け、帰宅した時の事。
キッチンのシンクにワケありステンレスの片手鍋が!!
その古ぼけた片手鍋はポイせずに食器洗いスポンジや
台拭きの煮沸消毒専用として使っていたものだ。
戦慄が走った…。
もう嫌な予感しかしない。
身の毛もよだつ。
意を決して父ちゃん(夫)に
私:「だ、誰かこの片手鍋使ってシンクに置いた?」
父ちゃん:「長男が使って、ラーメン作ってたで。」
気が遠くなりかけました…
しっかりするんだ、私!!
私:「あの鍋は、あれは…
台所のスポンジや台ふきを煮沸消毒する鍋やねん!
あの子(長男)は無事なんやろか・・・」
父ちゃん:「大丈夫なんちゃう?
なぁなぁ、ウッドデッキに干してあった
トゲトゲの針みたいな毛のブラシって
風呂洗うやつやんな?」
なっ、なっ、なにぃーっ?!
(じゃりン子チエのテツになりかけました)
それは… その形状のハリネズミっぽいブラシは…
『トイレの便器洗うブラシ』やがなっ!!
危うく昇天しかけるとはこの事だ。
幽体離脱しそうだ…光の方に行ってはいかん!
私:「それで風呂洗ったん?」(声がうわずる私)
父ちゃん:「しゃーないやん、知らんねんもん。
アンタその風呂入ってないから大丈夫や」
次男、長女、三男は家事手伝いをしてくれるので、
用具の用途を把握しているが、
長男と父ちゃんは家事にほとんどノータッチゆえ…
何しよるかわからん危険因子だったのだ!
うかつやったわ(自分のおデコをペシッ)
しかし留守にしていた間、やってもらってありがとう
この感謝を忘れたらアカンし。
ドえらい間違いを犯してくれたが、
今回で用具の特性を把握したから良かったのだ!と
ポジティ部に所属することにした。
承太郎の如く、やれやれだぜぃ! と、
つぶやいてしまう私でした。