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モネの庭に行ったこと、カメラを買ったこと

こんにちは、satou(仮)と申します。こっちは相棒のニコンzfc。

相棒との出会いは今年の1月、初めてのカメラを手に入れた私は張り切ってたくさん写真を撮りに出かけました。
春は蜂須賀桜(ハチスカザクラ)の並木、藤の花の咲くお寺、初夏のバラは遊園地で。アートを求め瀬戸内国際芸術祭の会場となっている島へ…

Q.ここは「日本」のどこでしょう?!

撮ったのは全てふるさと四国の景色です。

情報収集はほぼSNSに頼っていて、私もいつか地元徳島と四国の魅力を発信したいと考えていました。
というわけで今回、最初にお話ししたいのは、まだカメラを持ってない頃の私が「よーし!カメラ買うぞ🔥」と決意した思い出の場所についてです。

そこは高知県 安芸郡 北川村に在る「世界でもう一つのモネの庭」

北川村「モネの庭」マルモッタンとは

印象派の画家クロード・モネの世界を表現した庭園で、高知を代表する観光地の 
一つです。
モネがフランス・ジヴェルニーの自宅に造り上げた庭園を、現地「モネの庭」を
管理する団体の協力のもと再現しているそうです。
そして世界で唯一、本家フランスから「モネ」の名称を公認されているのがここ
北川村モネの村。モネをモチーフにした観光スポットの中で一線を画すってコトでしょうか。それでは行ってみましょう!

アクセス

“四国のへそ”徳島県三好市を代表する駅「阿波池田駅」から
土讃線高知行きに乗り、「後免駅(ごめんえき)」で下車。
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線 奈半利行きに乗り、
奈半利駅(なはりえき)で下車。
奈半利駅から出る北川村行きバスに乗り「モネの庭」停留所で下車。
片道約4時間の移動でした。

ごめん・なはり線の車窓

泉の庭

料金所を抜けて坂の小道を進みます。
季節は11月末、さすがにもう花は少ないなぁと思っていたら現れた美しい世界。

泉、スイレン…モネ作品を象徴するモチーフですね。藤に日本風の橋、それらを囲む多様な植物たち。水面に映る空の青と秋らしい雲、鮮やかな紅葉…
その水鏡はひときわ美しく印象的です。
冬季休園間近の庭園は、この瞬間も多彩な色を放っていました。

モネの代表作といえば、彼が自邸の庭の泉を描いた連作「睡蓮」が有名ですが、この庭は彼が絵の題材にするために造ったと思ってる人いるんじゃないでしょうか?
(はい、思っていました)

モネの庭づくり愛

モネは花が大好きでした。ジヴェルニーの家で生活のため畑を耕しながら花を育てていました。絵が売れ始め裕福になったモネはお金と情熱を庭づくりに注ぎ込みます。そして出来たのが有名な、スイレンの浮かぶ“水の庭”“クロ・ノルマン”
丹精込めて造り上げた庭園をモネは「自分の最高傑作」と言ったんだとか。

そして現代、モネの情熱と美意識を受け継いだ人たちが創る作品の中を私たちは歩いて見て回れるなんてラッキーですよね?

さっそく撮影(スマホで)

(まさに)絵になりますなぁ…

園内のあちこちにキャンパスが置かれていて、そこからモネのビューポイントを探ったりするのもいいかも。自分なら…?どこを切り取ろうかと絵作り(映え)を意識しながらスマホで撮影。アートな気分に浸れます(笑)

お昼は園内にあるカフェに入って食事をしたかったのですが、時間に余裕がなかったので売店でパンとお菓子とコーヒーを買ってテラス席で食べました。パンは柚子風味。席からは北川村の自然と花の庭が一望できます。

花の庭

「モネの庭」で私が一番見てみたかった景色です。

「モネの庭」に来ようと思ったきっかけは、SNSでモネの庭公式が投稿した花の小径の写真です。「あっ好き…」(語彙力)ってなりました。

おとなり高知県、まだこんな凄い観光地を持っていたのか。
行ってみたいなあ。
ここで写真撮ったら、楽しいだろうな…

だけどもカメラがない

もとが出不精な私、カメラが欲しい気持ちを拗らせ、行きたいのにでも
行かない…こんな悪循環がここ数年続いていました。でも行こう!
結果、行って良かった☀️

カメラを持った現在、私はよく出かけるようになりました。
行ってみたい場所はまだまだ沢山あります。

バス停で

日帰りなので、急ぎ気味で約2時間の鑑賞でした。ひとりで行くのは不安だったけど来れて良かったなあ。

カメラを買おう。春になったらそれを持ってまた来よう。

来れませんでした…

来年はきっと、相棒を連れてここにまた戻って来るでしょう!

私にとってのパワースポット

というわけで、芸術家の庭を散策し「アートな気分」になった私はその後やっと
カメラを手に入れたのです。

そして約一年後の今、
下手ながら文章を書き写真を載せ、ブログに挑戦しようとしています。

モネが愛情を注いだ庭は、彼自身に描かれ、新たな作品となり、世界中に広まりました。文明の道具に頼っても私などが何か“発信”したところで、うんともすんともでしょう。  

しかし、モネのように好きなものを生涯かけて極めるとまではいきませんが、
「好きこそものの上手なれ」は本当であって欲しいです。

画家モネの精神を受け継ぐ「北川村モネの庭」、私のスタート地点になったあの場所に再び訪れた時、また新たなパワーを授けてくれる事を願っています。

おすすめ★★★★(冬季休園注意⚠️)

北川村「モネの庭」マルモッタンは現在冬季休園中です。
 (12/7、8のみ開園)

「モネの庭」は画家モネが好きな人も、まったく詳しくない人(私がそうでした)でも楽しめる場所です。花や植物が好きな人、庭やガーデニングが好きな人、癒されたい人、何かひらめきたい人などなど….
Xやインスタグラムで定期的に園内の様子や見頃の花、開花状況などを発信しているので、好きな花があればいつ来るかの参考になると思います。









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