デジタルイラストはアナログイラストよりハードルが低いのか
こんにちは!イラストレーターのりんまる(@rinoekakiroom)です(*^^*)
普段はココナラで食べ物やアイコン、挿絵などのイラストを描いています。
絵を描き始めたのは2020年の終わりで、安定して依頼をもらえるようになったのは2022年の秋くらいなので、イラストレーター歴はまだまだ浅いです。
それまで絵の経験はなく、描き方やアプリの使い方は全てYouTubeなどの独学です。
科学の進化やデジタルの普及で、イラストの世界も昔とはだいぶ違いますよね。
アナログイラストは子供の頃から誰もが経験したことがあって身近に感じるので、デジタルってなんだか難しそうだなと思われる方もいるかもしれません。
デジタルイラストとアナログイラスト、どちらも素敵でそれぞれに良い面があると思います。
ですが、もしアナログイラストしか存在しない世界だったら、おそらくわたしは99.9%イラストレーターにはなっていなかったと思います。
なぜならわたしは、面倒くさがりで、行き当たりばったりな性格だからです。
え?それってどういうこと?って思いますよね。
一つずつ説明していこうと思います。
▼継続は力なり
何かを始める時に上達する一番の秘訣は、続けることだと思います。
人を描く時はいつも真正面、手は描けないから後ろに組む、もちろん直立している人しか描けない。こんな初心者からのスタートです。
アナログでもデジタルでも、絵以外のものでもそうですが、やはり続けなくては上手にはなりません。
どんな画材で絵を描くかによりますが、色鉛筆や絵の具、クレパス、もちろん何にしても準備が必要です。
周りが散らかっていたらスペースを空けるために片付けも必要です。
絵を描くことが習慣になっていて、絵を描くことが好きならば苦痛ではないと思いますが、そこまでいってない場合、「やる」より「面倒くさい」が勝ってしまいます(わたしの場合)。
そうなると続けることも難しく、絵を仕事にするなんて日は来ないでしょう。
一方デジタルイラストは、iPadの場合パソコンに繋ぐ必要もなく、カバーを開けた瞬間に絵を描き始められます。
ソファでも、ベッドの中に寝転びながらでも、カフェでも図書館でもどこでもです。
この気軽さが、面倒くさがりなわたしにはすごく合っていました✨️
なんなら絵を描こうと思う前にiPadを開けます。
続けるのにすごく適した環境だと思います。
パソコンに繋ぐひと手間があったらもしかしたら続けられなかったかも…。
▼画材が選び放題
わたしは行き当たりばったりな性格で、計画的に先を見据えて事前に準備をするのが苦手です。
スーパーでメニューを決めてから買い物をするなんてことはもちろん、なんなら具材を切って炒めている間に味付けを考えるくらい成り行きに任せて生きています。
よく言えば直感的、悪く言えば無計画…ですね。
なのでアナログイラストのように事前に道具を揃えたり、手順を計画しながら絵を描き進めることはとても苦手です。
その一方デジタルイラストは、色の種類はもちろんクレパス、色鉛筆、油彩水彩のような様々な表現が可能です。ブラシの種類も色も画材も無限なんてワクワクしますよね!
間違えたらワンタッチで戻れるし、場所を移動させたり、複製したり、色を変えたり、とにかく修正も簡単です。
アナログイラストは材料代がかかりますが、それもかかりません。
iPadやApple Pencilといった初期費用はかかりますが、どれだけ絵を描いてもどれだけ練習をしても、それが無駄にならないという気楽さは他には変えられません。
むしろ描いたものは全て自分の中で実績として溜まっていきます。
▼最後に
デジタルイラストは、アプリの機能を理解すればするほど上達します。
使いこなすほどに効率化でき、自分に合った描き方も分かってきます。
今はYouTubeで有料級の動画がたくさん観れるので、色々観て研究してみてください。
こんな風なイラストを描きたいと思ったら、その人のメイキング動画を観るとすごく参考になります。
自動翻訳もあるので、海外の方の動画も見やすいですよね。
とにかく、「使い方が分からない」はこの時代言い訳にしかなりません。
無料のお絵描きアプリもたくさんあります!
もしちょっとでもデジタルイラストに興味があって、iPadが手元にある方は試してみてください(*^^*)