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正義が全てまかり通る訳ではない。簡単に捻じ曲げられる世界

看護学校進学する際、学校の先生が「なんか悩んでることがあったらいつでも言ってって」優しさを振り撒いで私に近づいてきた。

私は体調が悪くて薬を内服していることを相談した。誰にも言わないと約束したのに

信じた私が馬鹿だった。

進学の際、成績優秀者の内でクラスで5番以内に入っていたら、面接だけで推薦入試することが出来た。というお約束的なものがあった。

私は5番以内に入っていた。一生懸命勉強して、
努力して。

一般入試より推薦を受けたかったが
その相談を聞いてくれた優しい仮面を被った悪魔が教員全員に私の秘密を話していた。

進学面談の際、教務主任から
「お薬を飲んでいるから、」と推薦を断られた。

誰にも話さないっていって、話を聞くふりをして、ただの情報収集だったのね。

私は悔しくて号泣した。

もう,準看護師でもいいとおもった。

結局学校順位が8から10番ぐらいの人が推薦された。

その時の話を聞いてくれた学校の同期が
「そんなの、悔しいじゃん一緒に進学しよ」
と涙を流しながら私を説得してくれた。


ここまで想ってくれるならと、
私は一般入試を受け 
合格した。正看護学校、初めての全国模試も
クラスで1番だった。国家試験も合格した。
看護師になった。急性期病院でも働いた。

あの時支えてくれた、涙を流してくれた友人が居なかったら看護師になっていなかったかもしれない。

でも今でも許さない。

5番以内の成績優秀者が、推薦受けれると言う学校のルールを捻じ曲げて、黙って個人情報を漏洩した看護師(教師)が、

ナイチンゲールに誓わなかったんですか?


《ナイチンゲール誓詞》
われは此処(ここ)に集いたる人々の前に厳(おごそ)かに神に誓わん。

わが生涯を清く過ごし、わが任務(つとめ)を忠実に尽くさんことを。

われは総(すべ)て毒あるもの、害あるものを絶(た)ち、悪しき薬を用いること
なく又知りつつこれをすすめざるべし。

われはわが力の限りわが任務(つとめ)の標準(しるし)を高くせんことを努(つ
と)むべし。

わが任務(つとめ)にあたりて、取り扱えたる人々の私事(しじ)のすべて、わが
知り得たる一家の内事(ないじ)のすべて、われは人に洩(も)らさざるべし

私は絶対許さない。優しい顔して近づいてくるな。いまもその人は笑って人生送ってるかな。

私は絶対許さないから。一生許さないから!

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