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底辺から見える世界線

ずっと、何処かに吐き出したかった。

弱いと思われたくなかった。弱音を吐けなかった。
弱い人間だと思われたくなかったから。

世の中狂ってるのか、自分が狂ってるのか。

みんな何かと戦ってる。戦っていない人の方が賢い。

人からあんな事言われた、こんなこと言ってた
そんな事に傷つきながら、四六時中考えて、時間を無駄にしている事は分かっている。

言った人は対して何も考えてないし、適当に仕事して、笑ってる。

何かと戦うと身が削られる。そこまでして「生きる意味があるの」か。

そもそも生きるのに意味なんてあるのか。

そんなことを考えている限り、私の全身の痛みは治らないのだろう。

人の痛みなんて分からない。私もわからない。
せめて自分の痛みは理解しようと踠いてる。

全身が痛む病気。ただ予後は悪く無い。
膠原病の様に採血で体の炎症は確認出来ない。
それなのに全身が痛んで疼いて動けなくなる。

ドクターショッピングを繰り返し、その度に医者から色々傷つく事を言われる。

体に異常はないのだから、精神的な痛みだと。
心療内科に行ってください。

心療内科に行けば、「どこまで精神的な痛みなのか分かりません。」

ただ分かる事は、どれだけ痛みがあっても、
この病気や痛みで死ぬ事は無いとの事。
自殺を除けばだが。

逆に言えば、どれだけ痛みがあっても、生き続け無くてはいけないという事。

リウマチやら膠原病の本には載っているが
なかなか良くならないので医者からすれば治し甲斐が無い病気であると言う事。

そして、これだけ医療が進歩しているのに、痛みの機序についてはよく分かっていないという事だけがわかった。

痛みで息もしたくなくなる状態にまで陥ると

医者から気持ちが落ち込むなら、抗うつ剤、眠れないなら睡眠薬、不安なら安定剤の薬物中毒者。

潜在で200万人いるのに、誰もわかっくれない。
私の痛み、心の叫びを。

保険適応の抗うつ剤サインバルタは効かなかった。
むしろ吐き気やら倦怠感、やめた時の離脱症状の
シャンビリ感でさらに精神がやられた。

廃人だ。

本当に良くなるのか?それとも死ぬまでずっと痛みに耐えながら死んでいくのか。

私にもまだ分からない。

多分私は底辺から見える世界を綴る事になる。



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