水漏れトラブルに関する話
郵便ポストに入ってたらどんよりする紙切れトップ3
1,裁判に関する紙
2,交通違反に関する紙
3,水道漏水に関する紙
我が家の水道代は通常3,500円前後ですが今月は6,500円。確実に漏れてる。家中の蛇口を閉じてもパイロットマークが可愛らしく回り続けるのです。
さて、今日は見慣れない水道メーターの解説をしてみたいと思います。
まず赤丸部分をパイロットマークと呼びます。これが目視で分かるほど回っていたら確実に漏れています(家中の蛇口をしっかり閉めて点検)
次に0~9の数字が記載されている赤指針のある部分2つ。これは1Lと10Lを指す部分です。例えば1Lが2で10Lが8を指していたら82Lと読みます。
最後に上部の数値です。1立方メートルは1m×1m×1m、つまり1トン、1,000Lです。その1桁下の赤字部分は100Lになります。
以上を踏まえメーターを読んでみます。
基本的にメーター針が数字の間を指している場合は低い方を拾います。
点検開始時(左)の赤数字は5と6を指しているので5になります。なので左は295.546㎥になります。右側は295.632㎥です。あとは引き算した値を点検に要した時間を割って掛ければ漏れ量が分かります。我が家の場合
295.632-295.546=0.086㎥
0.086(㎥) ×1000= 86L(リットルへ変換)
86÷47×60= 109.7L (1時間当たりの漏れ量)
となります。
1時間当たり約110Lの漏れです。お風呂180Lを貯めるのに20分ほどかかるから少ないと感じる方もおられるかもしれませんが、止水栓を止めなければ
1日で2,640Lも流れる事になります。さて、次はお金の話に移りましょう。
一般的な家庭では20㎜水道口径が主流ですのでその値で計算してみます。
先ほど1日当たり2,640L漏れると分かりました。1ヵ月だと79,200L漏れます。
上記表に則ると最初の10㎥は1,595円ですがその後は1㎥につき約160円加算されます。つまり
1,595+(160×69.2)= 12,667円 (水道使用量)
加えて水を使うと排水も利用する事になります。
1,980+(198×10)+(209×30)+(220×29.2)=16,654円(下水道使用料)
1か月あたり29,321円が消え去ってゆきます。知らず知らずに起きている
尿漏れと水漏れほど恐ろしいものは無いですね。
結論 漏れたらすぐ指定業者へ連絡
床下配管での漏れであればすぐ対処できますが屋外埋設部分だと一般の方には手の打ちようがありません。私の場合破損箇所さえ特定出来れば電動ハンマーでコンクリ斫りだけして後は業者さんにお任せと言った流れで対処しています。
水漏れは滅多にない事かもしれませんが万が一の時も落ち着いて行動し財布や家にダメージの少ない対処が出来ると良いですね。
一応電動ハンマーのリンク貼っておきます。ストレス発散に良い電動工具です。身体へのダメージも大きいので耐震グローブも必須です。どちらも愛用しております。