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「DIY」 木製カースロープを作ってみた


DIY好きのヤマタツです。車持ちでDIY好きな方の中にはオイル交換もされる方もおられると思います。私もその1人です。
市販カースロープも色々ありますが自分好みの物が無かったので自作することにしました。

候補1(却下)

手っ取り早く120㎜の角材を斜めにカットして作ろうと思いましたがもう少し高さが欲しかったのと1発できれいにカットする方法が思いつかなかったので諦める事に。

そして色々と調べているとスロープ型の板を集成材の様にボンド接着すればよいと思ったのでその方向で挑戦することに。

納屋に眠っていた杉材

古民家は資材の宝庫です。家の補修の為にたくさんの木材が倉庫に眠っています。それらを使ってスロープを作っていきます。

プレーナー掛け

何十年と眠っている木材です。表面はボソボソですがプレーナー掛けするとあっという間に美肌へと変貌します。マキタさん良いお仕事してくれますね。

斜めカット
役者はそろった

丸鋸を使って役者を揃えました。と言っても今はまだ不揃いの凸凹コンビになります。

接着

まずは皆さんを木工用ボンドで一致団結させます。

クランプ総出で固定

接着不良を起こさない為にクランプ総出でしっかり固定します。

自動カンナ掛け
オービットロールサンダ仕上げ

フリーハンドでカットしたのでサイズにバラつきがあります。自動カンナで粗削りし最後にオービットロールサンダにて仕上げました。

ウレタンニス塗装

濡れたタイヤで乗り上げる事も想定してウレタンニス塗装をしました。あの倉庫に眠っていた小汚い材がこんなにもきれいになるとは。
今回は透明クリアーつやありを塗装しました。結構お世話になっている塗料です。

ボルト挿入
ボルト頭塗装

最後にボルトを通して固定します。

「えー、見ため的にボルト無しの方が絶対に良いのにー!」と思われた方もいるかもしれませんが安全の為木材接着だけの作製はお勧めしません。
理由は板が離れる可能性が大いにあるからです。そして離れた時に車の下にいたら死亡確定です。

業者レベルの接着が出来るなら別ですが一般DIYerであれば接着不良ありの作品になるのは仕方がないです。またいくらしっかり接着出来ていても紫外線やその他色んな影響で端から少しずつ外れて行きいつの日かパキッと外れてしまう事も考えられるからです。そんな時にボルトがあるだけでその危険を回避できるからと私は入れました。

ボルト無しで作るなら

もしボルト無しで作るならこんな感じで作ると思います。昔この方法で作った物を使っていましたが問題なく使えていました。

最後に怖い事を書きましたが重量物を扱うスロープですので自作される方は万が一を何度も何度も想定して作ると良いでしょう。そして車体下へ入る際はスロープ以外にも落下防止策を講じると良いと思います。

皆さんも是非挑戦してみて下さいね!


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