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クレヨンしんちゃんの映画が面白すぎる


ここ最近ずっとクレヨンしんちゃんの映画を見ている。
一日に二本みることだってある。
それくらい面白くて仕方ない。

見ていて気づいたことがある。
私は幼い頃に結構クレヨンしんちゃんの映画を見ていた、ということ。
初見面して見ていても、途中で「このシーン知ってる!」と記憶が呼び戻されることが多々ある。

例えば「夕陽のカスカベボーイズ」で日付を数える際にこういうマークが出てくる。

私はこの数え方を「正」で数えるより前に知っていた。
具体的にどれくらい前かというと小学生に上がる前だ。
自分でもなぜ知ってるかわからなかったこの数え方、クレヨンしんちゃんで学んだのか!とやっとわかった。
ちなみにこのマークは「タリーマーク」というらしい。

クレしん映画で1番有名なのは「オトナ帝国」だと思うが、私も数あるクレしん映画の中でこの作品が1番好きだ。

私が子どもの頃にこの映画を見た際は漠然と見ていたが、今見るとまた違う感想を抱いた。

ざっくりとした内容は『大人が“昔の匂い”に誘われて昭和の世界へ行ってしまい、街から大人が消えたため、春日部防衛隊が力を合わせて大人(親)を連れ戻す』話。

この“昔の匂い”を子どもの頃は想像すらしていなかったが、今ではわかる気がする。
そして、この“昔の匂い”は人それぞれ違うような、でも同じなような、そんな匂いを見ている大人は想像して懐かしくなってしまう…
そして、私がもし春日部にいたら、私も昭和の世界に行きたくなるのだろうな、と思わせられた。

おかしい。私はバキバキの平成生まれなのに。
なぜ昭和の映像をみて「懐かしいな〜」と思うのか…
1970年の大阪万博なんて親も経験していないのに。
とにかく懐かしい気持ちになる映画で、しんちゃんの勇姿に泣ける素晴らしい映画だった。

あと後半にヒロシが自分の半生を振り返るシーンがあり、そこでたまらなくなる。是非。

あとクレしん映画でいいなぁと思うシーンはしんちゃんの「お兄ちゃんの姿」
それがしっかり描かれている!と思うのは「嵐を呼ぶジャングル」と「3分ポッキリ大進撃」の二本。

しんちゃんは作中おバカキャラとして活動しているのに、妹に関しては面倒見が良すぎて、まじで、普通に、感動する……

てか…えらすぎ……

ひまわりが泣いたら抱っこし、あやして、「お兄ちゃんがいるから大丈夫ですよ〜」とか言う。
5歳児なのにひまわりのミルクを作ってあげたりする。
背中に背負って一緒に出かけたりする。

しんのすけお前…
普通にモテるぞ……!!!
おバカキャラ失格だ!!!


しんちゃんの偉さを熱弁したい。
兄妹愛の物語好きな人、今こそクレしんですよ!

バカにとってはちくちく言葉すぎるで有名なコマ
「ミステリと言う勿れ 3巻」より

少なくともしんちゃんはバカじゃない。
おバカキャラを進んでやる東大卒だ。
(そんな東大卒いるんですか?)

私には兄がいる。
しんちゃんと同じくらいの年齢の時に兄がピンチで私に助けを求め叫んでる中「あとでー」と言って輪ゴムを定規で切る作業を永遠としてたことがある。

私は兄妹愛が微塵もないタイプのバカでした。

熱弁したが、実はまだクレしんの映画全作見れてない。
この熱量のまま一月中に全て見たいと思っている。

よければ皆さんの好きなクレしん映画があればコメントで教えてください。

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