【異国の地で文化体験と英会話】ひとり旅in Hawaii⑩お得に一日乗車券バス旅
ハワイ滞在3日目。
今日は一日乗車券を買ってバス旅に出よう。
HOLO Cardという交通系ICカードに7.5$一日パスもあって、チャージできるタイプとできないタイプがある。カード発行手数料に2$かかるから今後も使うならチャージタイプのがお得だけど、売り場が限られている。私は手軽にABCストアで使い切りタイプを9.5$で購入。
(※年々値上がりしており、あくまで2024年4月時点価格)
すぐ近くのバス停へ。
乗りたい23番バスは1時間に1本しかないので、待っている人も多め。待つ間に話しかけた60代くらいの女性はカナダからの旅行者。そう言えばホテルのエレベーターで一緒になった陽気なカップルもバンクーバーからと言ってたし、ハワイで3人のカナダ人と話した印象はフレンドリーで良い感じ。話し込んでいるとすぐにバスはやって来た。
23番バスの旅 オアフ島東南エリアへGo
ワイキキ東端に位置するホノルル動物園付近は徒歩では来れなかったため初めてのエリアで新鮮。緩やかに坂を登っていくとダイヤモンドヘッド入口。さらに進むと閑静な高級住宅街、カハラエリア。バスで数分離れるだけでワイキキの喧騒からは想像できない程のゆったりのんびりした街並みが心地よい。
さらに驚きはここから。いきなり目の前に絶景が広がってくるのだ。
車窓からの素敵な眺め。お得感満載でテンション爆上がり。
予備知識なしなので感動も増しまし。ワイキキの海とは比べものにならないほど綺麗なブルーが静かに広がっている。
目的地としては、終点より手前のビーチの名前が付いたバス停で降りようと企んでいたけど、車内アナウンスが聞き取れずに降り損なう。気付いたら終点に到着。1時間のバス旅が終わる。
終点「SEA LIFE PARK」 でアートと生き物に癒される
バス停目の前、着いたのは水族館。全くの予定外だけど行ってみよう。帰りのバスは1時間後だけど心配なので受付の笑顔が可愛らしいお姉さんに聞いてみると、バスの時刻表をくれた。ありがたい。
さらに彼女に入場料を聞いて「14$ね〜」とわかったつもりで支払い。クレジットカード明細見たら44.04$って印字に2つの意味で仰天したのは言うまでもない。
「高っ!」
「数字聞き取れなかった!」 数字はいつまでも苦手。。。
そして簡単には入れない。そう、入口がわからない!
ここで気の良さそうなぽっちゃり体型一般客おじさんに入り口尋ねたり、質問攻めにするというハプニングもあったけど、「僕はスタッフじゃないよ〜」笑って許してくれた。優しい人に恵まれてる。
水槽エリア抜けると急に眩しくなり、屋外へ。
いくつかの展示ブースに分かれている。
こじんまりとした水族館だけど趣向凝らされた展示で生き物にそこまで興味なかった私でも十分に楽しめ癒された。日本人のメジャーな観光スポットではないようだから日本人の姿は見かけなかったけど、お客さんそこそこいたし遠足か子ども集団が賑やかで楽しそうだった。
イルカショーがメインプログラムみたいだけど、帰りのバスの時間の都合で残念ながら見れず。もし再訪する機会があればぜひイルカショーを見に来たい。
帰りのバスにて
名残惜しさを抱えながらも復路ワイキキ方面行きのバス発車時刻5分前に外に出た。バス停付近には誰もいない。数十メートル離れた場所に一台のバスが駐車しているが、1分前になっても動く気配なし。太陽を遮るものが何もない中、心配になり立ち上がったり座ったりそわそわしていると一人の制服着た東南アジア系癒し系お兄さんが歩いて来たので思わず歩み寄って声かける。例のバスを指差して「This is 23!」笑顔で教えてくれたのでホッと胸をなで下ろす。
彼がそのまま歩いて悠長に運転席に座り、エンジンをかけてバス停までやってきた時すでに発車時刻は過ぎていた。さらに驚いたのは自分一人と思い込み乗り込んだら奥の座席に3名程先客がいたこと。ここでもホームレス。しかも車内で待機。
このバスはシーライフパークが終点だけど、その先は別のバス路線に接続、別のバス路線に接続というように、乗り継ぐことでオアフ島一周できるようになっている。図にすると、
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23番 69番
復路は逆回りなので、
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23番 69番
ということで待機していたバスはおそらく69番としてシーライフパークにやってきたバス。時間おいて23番に名前を変え、私の目の前に現れたのだろう。だから先客たちは69番からもしくはその前から乗っているのかもしれない。
炎天下の外に放り出すことはなく、車内待機を許可するのはハワイ流なのか運転手個人の判断なのかはわからないが、理にかなっている気がした。
そういえば行きのバスでも、運転手さんがバス停ではない公園前でおもむろに停車、おもむろに降りて公衆トイレで用を足して帰って来ることがあった。日本と比べると型にはめ過ぎない柔軟性のある対応が自然に当たり前に行われる光景がそこにはある。何が大事なのかという価値観と優先順位の問題、広い視野を持てと教えられた。
そんなこんなで同じ道を1時間引き返す。
行きもそうだったけど、バス車内では初対面の他人同士でも会話を楽しむ光景があちこちで見られる。たいがい「Where are you from?」から始まり地元の方が観光客と会話したり、観光客同士で盛り上がったり。こんな思わぬ出会いが楽しめるのもバス旅の良さ。
バス旅は続くよどこまでも
無事ワイキキまで戻り、ワンプレートランチをテイクアウトして一旦ホテルの部屋で休憩。夕方バス旅第2弾としてついに念願、ダイヤモンドヘッドへ行くー!ために、公式サイトから事前オンライン予約。一番最後の16時の回。
次回は、絶景ダイヤモンドヘッドハイキング!!