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多分、限界集落一歩手前の地元にて、棒パンを焼く

始まり始まり

7月末は、東北の片隅にあるこの地元も豪雨☔️
まさしく、バケツをひっくり返したような雨が一日中。
そんな中で開催された地元の集まり。
あんまり、詳しく聞かなかったけど、落成パーティーだったらしい
そのパーティで、
子供の頃に親達が小さい自分達を楽しませるためにやってくれた「棒パン」を今度は、準備して実施することになった

地元から離れて(といっても同県内在住)早数年。
過疎化の進む我が地元も、例をみず衰退していく一方
若者は地元を離れ、都会に出ていき、過疎化は進む一方だ〜みたいな
まぁ、その一因を担っている身としては、なんとも言えない気持ちがある

そこはひとまず置いといて、
なぜ棒パンを焼くことになったのかというのは、5月まで遡る。

過疎化の進むそんな地元にも、中学校からの友人はいる。
つかず、離れず、でも会うと一気に中学時代の距離に一気に戻れる友人というか、家族のような友人との繋がりが、有難いことに私にはある。

そんな友人と久々に集まろうという話になったのが、今年の5月。
久々の集まりにその友人の子も母の友達に会いたい、自分も行きたいと言っていて、連れて行ってもいいかとの問い合わせにはもちろん「いつでも連れてきて」だ。

私自身は親じゃないが、小さい子にはいろいろ体験させてあげたいと思うのは、ひとえに自分が親とか周りの大人達にそうしてもらえたからだと思う。

ということで、暑くなりすぎない6月にBBQでもしようかという話になった。
そして、お肉だけじゃなくて、「棒パン」でも一緒に焼こうかという話になり
無駄にテンションの上がった私がいろいろ準備したのが5月末。

まず、焚き火台と焚き火シートと、竹の棒を購入。当日の朝に生地を作成。ちょっと贅沢にバターも入れてみたり笑
初めての棒パンに喜んでくれて、パン生地は一瞬でなくなった。パンに挟めるようにスモアなんか挟んじゃったらいいんじゃないと買ってきたマシュマロとチョコソースはその後追加購入してきたビスケットにスモアを挟んで結果2袋消費した。
そんなこんなで、楽しく今年1回目の棒パン会は終わった

焚き火台・焚き火シート:Amazon購入
竹棒:コメリで購入

あまりの楽しさに道具を揃えてしまった私は
テンション上がって、母親に
「これでいつでも棒パン焼けるぜ!イェーイ!!!( ✌︎'ω')✌︎」
って報告したのが6月末

母親からちょっと手伝ってと連絡が来て
「よきよ〜暇だし〜」
と内容も聞かないまま答えたのが7月初旬

来たる週末

そして、来たる週末
大雨の中、軒下で「棒パン」を焼いてました
お昼頃から野菜切ったり、糸コン茹でたり、
久々の同級生のお母さんや、知らん町内のおばちゃん達と話したり、はたまた音楽がなくて寂しいと言い始めた母のために音楽かけてやったり・・・色々準備してる中で、パン生地の準備開始!
おばちゃん達は、パン生地作りが珍しいらしく、興味津々にドライイーストをこれは何するの?これはどのくらい使うの?と質問攻め
ちょっと待ってくれ。

(どんな材料を買ってきてくれたのかもわからないんだ。あと、あんまり見ないでほしい!そこまでパン作りに詳しいわけじゃないんだ(´;ω;`)!)

と思いながら、ひとまず母に結局どんくらい作ればいいのか聞いたら、
「強力粉1kg買ってきたから使い切れ。残すな」
と指示あり。そんな作るということは子供は5〜8人くらい来るのかな?と思って聞いたら
「3人来るかなぁ・・・どうだろ?」
と、子供の人数が自分達の時より遥かに少ない。が、それが過疎化現実かとも思った
まぁ、何人こようが、食ってくれる大人はいるからいいか・・・と思いながら

秤のない中で生地作成(´∀`)www
厳しい!非常に厳しい!まぁ、所詮町内の集会場にそんなしっかり調理器具があるはずもない。バカみたいにどでかい鍋はあるが・・・
というか、無いのがわかっているなら言ってほしい・・・持っていくからさぁ!!

が、駄々はこねたが時間はない。
ある食器でこのくらいだから、何gくらいか・・・
と目分量で作成開始。
まぁ、色々ありましたが、生地無事準備完了
捏ねてた写真はないんだけど、丁度よくいきました笑

気温が良かったのか、湿度が良かったのか・・・見つけたレシピも良かったんでしょうね!!!
発酵も、もうべらぼうに上手くいきました!
竹棒に巻きつけて、二次発酵してる最中に、火を起こし・・・炭に熱が籠り始めたのを見計らい、焼き始めました🍞
ま、いい大人もいたんだからさ、そこでタバコ吸ってんだったら
せめて、火ぐらいつけておいてくれてもイィんじゃねぇかなぁ・・・(愚痴でした)と思いながら焼き始め
見てください!


焼いてる最中〜🍞
そろそろ完成間近〜パン

すごいふっくらふわふわなパン焼けました!
私は、塩っけがもうちょい欲しかったなぁ・・・と思いながらいたんですけど、結構好評でした!
もっと食べたいと言ってくれるおばちゃんや、私も焼きたいという子もいて
その子のおばあちゃんが、お盆時期に道具借りに来るそうです笑
あとレシピも教えて欲しいって
教えたら、そんきしか入ってないの?!って言われましたが、うん。
おばちゃん達の目の前でわし混ぜてましたでしょwって思ったが、
そうよ〜って言っときました。
焼きながら、サーバービールを飲み、雨降りの中車に向かうおばちゃん達に傘を差し出したり、ビールを飲み、つまみを探しに行ったり
おじちゃん達の孫自慢の写真をみたり、下の子達の今を見せてもらったり、話聞いたり
色々、いい時間でした。

後片付けも少ない人数でしたが、ささっと片付けて
色々問題もありましたが、無事終了。

母親曰く、
「この地域もいろいろあって、人と人同士が仲違いしてるとこもあるけど、今日は無事終われたから良かった」

まとめ

今回地元の催しに手伝いとして参加してみて。

自分達の親達は、走り回る子供達をうまくかわしながら色々準備してくれたんだなぁと改めて思った。
自分が小さい頃はまだまだ子供がいっぱいいて、子供会が機能していた。
今回来た子達は、周りに知らない年寄りしかいないから親元から離れない(それが安全だ)よって、こちらまで、子供達のエネルギーが来ない。よって、準備の邪魔にはならない。

私が小さかった頃は、子供達がまだいた。
2家族が集まろうもんなら、走り回る子供の輪が瞬時に出来上がっていた。そして、人数が増えると更にエネルギーは巨大になってくる。

子供が太陽に例えられるのもわかる。あの膨大な熱量はあの時にしか出ないものだと思う。
楽しそうな声、ともすれば走り回ることで風が生まれて、相乗効果でさらにエネルギーが巨大になってくる

そして、集落の親達はそんなエネルギーの塊達を長期休暇になる度に、
お泊まり会だ、BBQだ、夜の映画鑑賞会だと、色々やってくれたんだなぁと改めて思った
話し合い、買い出し、準備、話し合い、準備etc・・・
仕事で、企画する側になったりするが、それとはまた違う。
だって、無償なんだもん。お給料出ない。それでも、
自分達の時間を使って、色々手間をかけてくれていたんだとこの歳になって改めて思ったというか。
ありがたい子供時代を過ごしていただんだなと実感

自分もあの時の親達の年代になってきた
今の子達に何ができるだろうか・・・
ちょっと考えようと思った
そんな、地元の催しに参加した三十路女の週末でした

終わりに・・・

ほぼほぼ自分語りを長々と書いてしまった。
ここまで見てくれた方へ
こんな駄文をここまで見ていただきありがとうございます。
最後に実際に作ってみた「棒パンレシピ」などなど・・・
あんまり、万人受けじゃないレシピをあげてみます

〜棒ぱんレシピ🍞〜
*材 料5本分(食材)*
・強力粉 500g
・ドライイースト 小さじ2(8g)
・砂糖 大さじ1(9g)
・塩 小さじ1(6g)
・ぬるま湯 300ml
・サラダ油 10g
*道 具*
・ボールか、ちょっと大きめの袋 1枚
・焚き火か、BBQのコンロ
・竹棒(うちは、100cmの買いました) 5本
・アルミホイル
・ナイロン袋 5枚
*作り方*
1 竹棒にアルミホイルを巻く。上の方に巻きつけた方がいいです。
2 ボールか、大きめの袋にぬるま湯を入れて、ドライイースト、砂糖をいれて5分放置
3 イースト菌がフツフツしてきたら、強力粉と塩をいれて混ぜる。
4 まっぜまっぜして、粉っけがなくなってきたら、油を入れてさらに混ぜる。
5 生地がさらにまとまってきたら、ひとまとめにして20分放置。
 (・ボールの場合:ラップか何かで生地を覆って乾燥を防ぐ。)
 (・袋の場合:ちょっと余裕を持って袋を軽く閉じて乾燥を防ぐ。)
5 20分たったら、さらに捏ねる。(5〜10分くらい)
  生地がつるんとしてきたら、一次発酵に入ります(だいたい45〜50分)
 (・ボールの場合:乾燥を防ぐため必ずラップするか、何かで蓋をする。)
 (・袋の場合:中にふわっと空気をいれて余裕を持って袋を軽く閉じる)
6 生地が2倍くらいになったら、一次発酵終了。ガス抜きのために軽く混ぜてから適当に5等分する
7 アルミホイルを巻いた竹棒を手元に準備して、生地をもつ。生地を細長く伸ばして、竹棒のアルミホイルを巻いた部分に生地を巻きつけていく。
8 生地を巻き付けたら、乾燥しないように、袋のを被せておく(二次発酵も兼ねます)
9 火の準備(火力が弱火な感じというか、炭が赤くなっているけど炎が見えない状態」ができていたら、直火に当てないように気をつけながら焼いていく
 時々くるくる回しながら、ボケェっとしながら焼いていきます。
10 全体的にふっくらしてきて、美味しい焼き色がついてきたら完成!ちょっと端っこちぎってみて、焼き加減見てくださいまし!


これは棒の真ん中に巻き付けて焼いた場合。この焚き火台の幅がちょうどいいんだ!
これが上の方に巻きつけて焼いた場合。バターの入れた生地でバターの香りがすごい良かったんだけど、生地がダレたのであんま暑い日はおすすめしないです。

皆様も、ぜひ試してみてください!
あんまり参考にならなかったかもですが
(´∀`)w w

長々と閲覧ありがとうございます

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