この世界は難しい
世界は向こうからやってくる
決して飛び込んで行くわけではない。
気づけばそこに世界がある。
それは社会であり、家族であり、友人であり
所謂自分以外の世界である。
当たり前だが、僕の世界は僕以外が多数存在する。
そして、興味をもち興味を失っていく
それを出会いと別れというらしい。
だが、僕は今この世界に絶望している。
とてもとても苦しいのだ。
生きづらいなんて思わなかった。
思いたくなかった。
どこがズレている自分がいるのも知っていたが
自分は普通なんだと思って生きてきた。
だから、いろんなことをバカにして生きてきた
他人を、そして何も変わらない自分も。
知っている
この世界で出会うズレている人に会う嬉しさも
そして、みんな僕にさく時間なんて持っていないことも。
みんなそれぞれ努力して適応していることも。
知っている
会話のパターンも喜ぶことも。
それが出来ずにがっかりされることも。
偉そうにしているから、偉そうにして保っているから何かあればすぐ失望されることも。
知っている
全部自分が通してみている世界なことを。
結局責めているのは自分なのだ。
どこまで行っても自分1人になり、孤独感で溢れかえる。
結局みんな居なくなる。
それが寂しいなんて言えなくて。
だってみんな自分の時間がある。
何が寂しいのか上手く話せないから。
平気な顔をするしかなかった。
いつからか自分がわからなくなった。
頑張ったんだよ、きっと
明るい人になれるようにたくさん笑ったんだよ
頑張ったんだよ?
気持ちがわからないなり考えて言葉にしようと思ったんだよ。
頑張ったんだよ。
たくさん頑張ってきたんだよ。
わからないなり向いてないなんて思わず
頑張ってきたんだよ。
全部が全部上手くいかなかったけど
頑張ったんだよ。
ちゃんと頑張った。
だからさ、まだ頑張れって言えるかい?
変わる前の恐怖なのか、それとも白黒志向なのか
両方なんだけどさ。
眼前に広がる暗闇が怖いって初めて思ったよ。
それでも光に憧れているのだ。
はやくさしてくれー