あきらめの向こう
北野りんご🍎
訪問看護が悪い。doctorが悪い。無性に腹が立ってその訳を考えていた。傾聴をしてくれない訪問看護。自己主張ばかりしてくる。doctorは聞いてくれない。尋ねてくれない。僕に興味がないのか?確かに無性に腹が立つのである。
しかし、よくよく考えてみた。周りは変えられない。変えられるのは自分と未来だけだ。
ならいいじゃないか。自分が変われば。
人間100人いれば、100通りある。訪問看護だって、規格化された人間が来るわけじゃない。100通りの訪問看護がいるのだから、そのうちの1人と思って、この人を学習すればいいではないか。上手に合わせればいいだけのこと。
Doctorだってそう。Doctorを悪者にするのであれば、悪者にする自分もまた、悪者である。
そうなんだ。周りを悪者にしている自分が、1番悪い。
自己反省。ボールは自分に戻ってきた。どう落としどころをつけるか。
それがあきらめである。人生あきらめが肝心。
理想論を持って、山を登り続けても少しずつあきらめながら下ってきた方が、人生得策である。
諦めの向こうには何があるか?
平凡な衛生的精神環境。しゃーないしゃーないと呪文のように繰り返し生きていくだけ。
そうやって、大人に成長していくだけなのさ。
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