もう一つの誕生日
はじめまして、SHOCK⭐︎MOWです。
本日私は植毛手術を受けます。
思えば中学2年生からクラスメートにM字の生え際を指摘されたのがきっかけで、よく見てみたらおでこも広いし、その時から見事この生え際は私のコンプレックス(以下、コンプという。)となったのでした。
以来23年間このコンプとタッグを組んで付き合ってきました。時には狂いそうにほど悩むこともあったり、重要な人生の岐路に関与もしました。
今でこそこのコンプをある程度受け入れていますし、このコンプが影響を与えた人生の選択というものも、めちゃくちゃ満足しています。
むしろこのコンプ、いやこの髪の毛全体に感謝すらしているのです。
なぜなら、中学生で結構なM字を描いていたわけですから、このハイペースで行けば、20代には髪は跡形もなく消え去っていると予想していたところ、現在に至るまで一応髪の毛はあります。(不思議ですが)一丁前にパーマしたり、金髪にしたり髪で遊んだりもさせていただいているのですから。
今でこそ、ハゲてるとかフサフサだとか、生え際がMとかIとかそんな小さな尺度で人間性は決まらないとわかっているつもりですし、
ハゲだのM字だのというわかりやすい尺度で物事を測っていたのは、若さゆえの未熟さでしょう。
では、なぜ私は植毛手術を受けるのか。
それは一重に、23年間苦しんだこのコンプに、運命に、ピリオドを打つためにほかなりません。
うまく付き合ってきましたし、今でこそ一定の満足感を得ていても、23年間で悩んだ事実、行動が制限された事実は動かせません。
ですから、これで終わりにしたいのです。
今回、ありとあらゆる条件が整い、植毛せよ、と言わんばかりの状況になり、決断しました。やるなら今しかない。
今日がわたしのセカンドバースデイ。
これから私の植毛体験記を記していきます。
興味ある方、引き続きよろしく