自由すぎる自由研究【ディズニープリンセス③】
前回の続きです。
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▼目次
①ディズニープリンセス ラインナップ
②世代分け
~第1世代~
~第2世代~
~第3世代~
~第4世代~
③第1世代考察
④第2世代考察
⑤第3世代考察
⑥第4世代考察
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⑤第3世代考察
【ポカホンタス】
・あらすじ
自然の中でのびのびと暮らすインディアンのポウハタン族の娘、ポカホンタス
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ある日、アメリカを開拓しようとイギリス人がやってくる
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森の中でポカホンタスとジョン・スミスは偶然出会い、言葉の壁を感じながらも惹かれ合う
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次第に部族とイギリス間の敵対心は強まり、2人は争いを止めようと立ち上がるが、戦いが勃発
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ポカホンタスの父がジョンを殺そうとしているところにポカホンタスが割って入り、父を説得する
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戦いが落ち着いたのも束の間、イギリスの長官がポカホンタスの父を撃とうとする
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それに気付いたジョンが身をもって遮り深い傷を負う
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戦いは収束したが、ジョンは手当てのためイギリスに帰国することに
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ジョンについて行くか、アメリカに残るかの選択をせまられたポカホンタスは、アメリカに残ることを選択し、お互いの気持ちを確かめ合った後分かれる
・ポカホンタスの性格
1)おてんば
いきなり崖から川へダイブしたり、友人のナコマが乗っている舟をひっくり返したりと、おてんばな一面があります。
2)好奇心旺盛で勇敢
初めて白人のジョン・スミスを見た時、警戒心よりも好奇心が勝り、ジョンを尾行します。イギリスとアメリカ間の敵対心をなくすため、時には自分が犠牲になる覚悟で皆を説得するポカホンタスは、責任感もあり勇敢でした。
3)スピリチュアル
動物とおしゃべりするだけでなく、風や木などの自然とも会話ができるポカホンタス。大自然に囲まれた生活をする彼女ならではの特徴です。
4)変化を恐れない
村の英雄ココアムとの結婚に乗り気ではないポカホンタス。今の状況に満足がいかないなら自分が変わるしかない!と変化を恐れず先の見えない道を選択します。
5)相手の中身を見る
ポカホンタスにとってジョン・スミスは本能的に“気になる"相手ではあったものの、そぐに一目惚れして好きになるということはしませんでした。同じ時間を過ごすことで言葉の壁や考え方の違いを理解し乗り越え、彼の中身を好きになりました。
6)冷静な判断力
怪我したジョン・スミスがイギリスに帰国する際、一緒にイギリスに行く選択もアメリカに残る選択もできたポカホンタス。恋に盲目にならず冷静な考えで後者を選択し、"男性と一緒にいることが幸せ"というこれまでの固定概念を覆しました。
→大好きな部族や豊かな自然を守るためアメリカに残ることを選択し、「離れていても気持ちがあれば繋がっている」と考え好きな人と分かれるポカホンタスはスピリチュアル系女子でした!
【ムーラン】
・あらすじ
足の悪い父に代わり男装して軍に入隊するムーランだが、当時は女が戦に行くなど言語道断。即打ち首。
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女とバレぬよう人一倍厳しい訓練に精を出し努力して、力を付けていく
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次第に司令官のシャンに憧れていく
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ある日、雪山でフン族の襲撃に合うが、ムーランの活躍で勝利し、シャンとの絆も深まる。
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怪我を負ったムーランは手当てを受けた際に女であることがバレる
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1人故郷に帰る途中、再びフン族の残党が都に向かっていることを知り、馬を走らせる
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フン族に王宮を乗っ取られるがムーランや仲間の勇敢な行動で奪還に成功
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女性でありながら勇敢に国を救った姿が称賛される
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無事家に帰り父との再開に喜んでいるなか、密かにムーランに想いを寄せていた司令官のシャンがその場に現れ、、、お互いの気持ちを確認する
・ムーランの性格
1)男勝り
本当の自分はそんなんじゃないのに、とおしとやかな女性を強いられることに不満を感じるムーラン。私にだって家族や国のために活躍できると信じ、中性的な顔立ちを武器に男装し、軍に入隊することを決意。
2)努力家
入隊後は、周りの男たちに比べ劣っている体力や精神力。その差を埋めるため、寝るまを惜しんでひたすら努力を重ねる。
3)ドジっ子トラブルメーカー
大砲を誤った方向に放ったことで雪山を崩壊させてしまう。本人に悪気はないがなかなかのトラブルメーカー。
4)正義感が強くへこたれない
女であることがバレてしまい家に帰ることを余儀なくされ帰路につく。そんな中フン族の二度目の襲来に気付き、仲間に助けを求めるが、軽くあしらわれるムーラン。結果1人でフン族に挑む。自分が都を守るんだという正義感が強い。
→かなりの努力家で果敢に挑戦する一方おっちょこちょいなムーランはトラブルメーカー女子でした!
ps.戦いに出た理由について、表向きは"足の悪い父のため"と言っていますが、本心は「鏡の中の自分を誇れるように、自分の力を証明したかった」。気品のある女性が重宝される時代に、そういられない自分をどのように認めてもらうか、どのように自分の価値を証明するか、彼女の心の悩みが分かる一言でした。ディズニープリンセスもそういう悩みがあると思うととても親近感が沸きました!
あとムーラン実は、お箸は右利き、ペンは左利き、剣は右利きのクロスドミナンスです!
【ティアナ】
・あらすじ
幼い頃から料理が得意で、将来レストランを開くことを夢みるティアナ。一方幼なじみのシャーロットは王子さまと結婚することを夢みている
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ティアナは母から「夢よりも大事なものがあるわ、それは愛よ」と教えられるが、理解に苦しむ
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ある日、シャーロットの誘いで舞踏会の料理人を任せられるが服を汚してしまい、ドレスを借りる
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すると目の前にカエルが現れる。それは魔術師ファシリエによってカエルになったナヴィーン王子(シャーロットの婚約者)であった
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キスをすれば人間に戻れるということで、ティアナはしかなたくキスすると、ティアナもカエルになってしまう
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ママ・オーディに魔法を解いてもらい人間に戻るべく、2人は冒険をしていくうちにだんだん惹かれあう
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ママ・オーディは「人間に戻るためには、本当に必要なものを考え、12時までにプリンセスとキスしなさい」と伝える
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シャーロットとキスをするため急いで舞踏会に戻る2人だが、12時を過ぎてしまう
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たとえ一生カエルのままでも、夢を叶えられなくても2人でいられればそれでいいと覚悟を決めたティアナとナヴィーンはキスをする
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すると魔法は解け人間に戻り、ティアナは念願のレストランを開く
・ティアナの性格
1)現実的な考え
幼なじみのシャーロットは将来王子さまと結婚すると意気込み、おとぎ話も信じるドラマチックガールだが、ティアナはおとぎ話なんて実際にあるわけない、夢はコツコツ努力して叶えるものだととても冷静な物の見方をします。
2)人の目を気にしない
レストランを開くための資金稼ぎのため、遊びを断りバイトにくれる日々。そんなティアナの姿を周りの友人は嘲笑いますが、ティアナは気にすることなく夢に向かって頑張ります。
3)冷静な対応
蛍のレイがずっと片思いしているエヴァンジャリーン。レイが彼女の話をすると、ティアナは「あれは蛍じゃないわ、ただの星よ」と冷静な返答をします。やっぱりティアナはロマンチストではないですね。
4)褒め上手おだて上手
包丁を上手く使えないナヴィーンに料理を教えるティアナ。出来ばえは100点と言えないが、最後まで諦めずに野菜を切ったナヴィーンを褒め称えます。"頑張ったら褒める"で相手をやる気にさせることができるティアナ、めちゃくちゃ良い女です。
→「絶対カエルとはキスしない、絶対夢を叶える、絶対人間に戻る」と意思強めなティアナは、人生奇想天外女子でした!
ps.ティアナはディズニープリンセスの中では珍しく、1番の友人が動物ではなく人間なんです!設定もティアナ同様現実寄り。他の作品より少し馴染みが薄い本作で私が1番好きなシーンを紹介します!人間に戻るためナヴィーンとシャーロットにキスさせる予定でしたが、想いを寄せる彼が友人とキスするのを目の前で見るのはやっぱり嫌なティアナ。イヤだと止めに入ります。それまで恋に疎いティアナでしたが、乙女心満載のシーンにきゅんきゅんします!
【第3世代まとめ】
プリンセスとしては史上初の黒人プリンセスだったり、中国が舞台だったりと、国際色豊かです。そして、自分の幸せは自分で掴みにいく女性が多く、決して恋愛だけが幸せの形ではないという考えが強くなってきた第3世代でした!
次回いよいよラストの第4世代です!