楽天IR戦記を読んで
営業がIRの勉強のために読んだので感想
まず初めにとても良い本でした。この本の著者の市川さんにはとても感謝。
楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方https://amzn.asia/d/iZhZq2
IRを学ぶものとしては、非常に勉強になりました。
特に、時価総額300億円以上の会社のIR担当は、実務において非常に勉強になるのではないでしょうか。
逆に時価総額300億円未満の会社においては、実務面では実効性や即時性がないものになります。
楽天IR戦記とは何か?
楽天の元IR担当の市川さんが書かれた本です。
IR担当がまだ楽天におらず、市川さんがNECから楽天へ転職されてきたところから始まります。
IR担当が会社の価値を上げるために、すべきこと、考え方がわかります。
本書の魅力とは?
ただの知識ではなく、実際にやられてきた方の、特に楽天での実際の話にはとっても説得力があります。
IRは具体的にこうすれば良い、などのハウツー本ではないです。それより重要な全体像、IRとは何か会社はどうやって進んでいけばいいのか、そういった全体像把握することができます。
著書の経験と背景
成長過程の楽天、そこで1人目のIR担当として、実務をこなされてきた市川さんの考え方がわかります。
本書から学べること
IRの業務といっても、会社の時価総額を上げる、ニュースリリースを打つなど、ざっくりとした感覚を持っていらっしゃる方は、実は多いのではないでしょうか。
特に私は仕事が営業なので、IRと聞いても具体的には何をすべきか、ニュースリリースを打てばいいいのか?など、全体像が分かりませんでした。
ただ会社の価値を上げるのは、経営陣だけのミッションではなく、社員全体の問題だと思います。
なぜなら、会社の価値が上がれば社員に還元が必ずあるからです。
この本を読んで、全体像が分かりました。
これからも頑張っていきたいと思います。