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再婚したら可愛い弟ができました!(遊園地へ行く)後編

皆さんこんにちは、遠藤さくらです!

前回は遊園地に行って、色んなアトラクションに乗って楽しんでました

ですが〇〇君がいつのまにか迷子になってしまったんです

どこに行っちゃったんだろう

てことで探さないといけないので、本編へどうぞ!


○父:〇〇ー!どこにいるんだー!


○父は先ほどまで遊んでいたエリアを探している

そして別のところではさ母が迷子センターへ行き
スタッフに話しかける


さ母:すみません!

ス:どうされましたか?

さ母:息子が迷子になってしまって、ここに来てませんか?

ス:いえ、誰も来てませんよ

さ母:そうでしたか、すみません

ス:こちらでアナウンスかけますので、名前と年齢をお願いします

さ母:はい、名前は遠藤〇〇君です

ス:年齢はいくつですか?

さ母:今2歳です

ス:本日はどこから来ましたか?

さ母:東京からです

ス:分かりました、ではアナウンスをかけるので
お母様はそこでお待ちください

さ母:分かりました、お願いします


スタッフはアナウンスをかける


ス:迷子のお知らせです
東京都からお越しの遠藤〇〇君
お母さんが迷子センターにてお待ちです


アナウンスは各エリアから聞こえた

そして〇〇もそのアナウンスを耳にする


○:ん?


だが〇〇はまだ2歳のためよく分かっておらず
そのまままたどこかへ行ってしまった


ス:アナウンスはしましたので
あとはこちらにお任せください


スタッフは言ったが、さ母は〇〇は2歳のため
迷子センターの場所が分からないということを
すぐ察知した


さ母:ありがとうございます
せっかくアナウンスしていただいたんですが
やっぱり探しに行きます!

ス:ですが、ここにいないと

さ母:大切な息子なので


そう言って急いで探しに行った



さ:〇〇君、どこに行ったんだろう…


さくらは別のエリアで〇〇を探していた


さ:もしも〇〇君に何かあったらどうしよう…


そう言いながら急いで〇〇を探す

するとさくらは風船を配っているピエロを見つけた

そこには小さな子供たちがいっぱいいた


さ:もしかしてあそこかな?


さくらはピエロの近くに行き、〇〇がいないか見る

しかし〇〇の姿は見当たらなかった

そしてさくらはピエロに聞く


さ:あのすみません

ピ:どうしました?

さ:ここに2歳の男の子が来ませんでしたか?

ピ:いやぁ、いっぱい居たので分からないですね

さ:そうですか…

ピ:何かその子の特徴とかありますか?

さ:特徴…これと言ったのはないです…

ピ:そうでしたか

さ:わざわざすみません、ありがとうございました


そういってさくらは立ち去ろうとした時


ピ:あ、でも1人で来てた子がいて
その子に風船を渡したらそのままお化け屋敷が
ある方に向かって行ったのは覚えてますよ

さ:そうなんですか!?

ピ:はい、確かその子ぬいぐるみを持ってましたね

さ:何のぬいぐるみですか?

ピ:熊でした、ピンク色だったからよく覚えてます


そう言われるとさくらは思い出す

〇〇がよくピンクの熊のぬいぐるみを
肌身離さず持っていたことを


さ:その子です!
教えてくださりありがとうございます!

ピ:いえ、無事であることを願ってます

さ:ありがとうございます!失礼します!



さくらはお礼を言ってピエロが言っていた
お化け屋敷の方に向かってみる

その頃〇〇はというと


○:ぱぁぱ…


〇〇は○父がいないことに気づく

○父を探すためにある建物に入った

そこはお化け屋敷だった

しかし〇〇はお化け屋敷と知らず入ってしまったのだ

お化け屋敷の中は薄暗く、とても静かであった


○:ぱぁぱ、どこ?

シーン

○:ぱぁぱない…


そのまま先へ進んでいく

視界が悪く、とても雰囲気が怖い

大人でも怖いと言われるお化け屋敷

2歳の〇〇が怖くないはずがない


○:うぅ…


今にも泣き出しそうになる〇〇

しかし○父を探すために進む


その頃さくらはお化け屋敷についた


さ:〇〇君、この中にいるのかな
早く見つけないと


さくらはお化け屋敷に入る


その頃〇〇は奥に進み、とある部屋に入る

そこは病院のような内装になっていて

古くなったベッドに錆びれたロッカー

ボロボロになった椅子などが置かれていた


○:こぁい…😢


涙を流しそうになりながら○父を探す

いかにもお化けが出てきそうな雰囲気がする

〇〇がロッカーの前まで行くと

中からゾンビが出てくる


ゾ:ゔゔぅぅ…

○:わ!バタン
うわぁぁぁぁぁぁぁん!!!😭


急に出てきたゾンビを見て転ぶ〇〇

そして泣いてしまったのだ

ゾンビも戸惑ってしまい


ゾ:あぁ、ごめんね僕、大丈夫?


そう言って慰めようとするが

ゾンビのままのため泣き止まなかった


○:うわぁぁぁぁぁぁん!!!😭


その時お化け屋敷に入っていたさくら

〇〇が泣いてる声が聞こえて急いで向かう


さ:〇〇君!どこにいるの!


走って〇〇のいる部屋に入る

そして泣いてる〇〇と慰めてるゾンビがいた

さくらは〇〇に駆け寄る


さ:〇〇君、大丈夫!?

○:うぅ…😢ギュ


〇〇はさくらに抱きついた


さ:よしよし、もう大丈夫だよナデナデ

○:こぁい…😢

さ:怖かったね、お姉ちゃんが
居るからもう安心だよナデナデ

○:グスン


〇〇はさくらに抱きついたまま動かなかった

するとゾンビが話しかける


ゾ:すみません、僕のせいで泣かせてしまって

さ:いえいえ、ゾンビさんのせいじゃないです
目を離してしまったのが悪いので

ゾ:出口までご案内しますので

さ:ありがとうございます


そういってさくら達はゾンビに
出口まで連れてってもらった

お化け屋敷を出てさくらは両親に連絡をする

両親は迷子センターにいると連絡が来た

さくらは〇〇と手を繋いで行く



さ:〇〇君
もう勝手にどこかに行ったらダメだよ?

○:あい…
めんしゃい…😢

さ:もう泣かないで大丈夫
お姉ちゃんは怒ってないからね

○:あい…

さ:〇〇君のくまさん
汚れちゃったね

○:くましゃん…


先程のお化け屋敷で泣いてしまった〇〇

その時に持っていた熊のぬいぐるみだが

転んでしまい、思いの外汚れてしまったのだ

〇〇は汚れてしまった熊を見て悲しむ


○:くましゃん…😢

さ:大事にしてたやつだもんねナデナデ

○:うぅ…😢

さ:どうしよう…


さくらが悩んでいると少し先にお店があった

そこはぬいぐるみがたくさん置いてあるところだった

さくらはその店を見て〇〇に言う


さ:〇〇君、あそこにぬいぐるみあるから
新しいの買ってあげるよ!

○:いいの?

さ:うん、いいよ!
お姉ちゃんが買ってあげるからもう泣かないで?


そういうと〇〇は元気を取り戻す


○:わーい!

さ:ふふ、じゃあ行こっか

○:あい!


2人はお店に入り、新しい熊のぬいぐるみを買う



さ:はいどうぞ
〇〇君のくまさんだから大事にしようね

○:あい!

さ:喜んでくれて良かった

○:ギュ


すると〇〇はさくらに抱きつく

さ:どうしたの?

○:ね…

さ:ね?

○:ねぇね!
くましゃんあーとー!

さ:キュン💕


〇〇はさくらをねぇねと呼ぶようになった

そして笑顔でお礼を言う


さ:どういたしまして💕ナデナデ

○:えへへ( ´ ▽ ` )

さ:可愛い💕

微笑ましいやりとりをする2人

そして両親の元へと向かう

さ:よし、〇〇君行こっか!

○:あい!ギュ


2人は手を繋いで向かった

そして2人は迷子センターにつき、両親と合流する


○父:〇〇!さくらちゃん!

さ母:大丈夫!?

さ:うん、もう大丈夫だよ


両親は2人の姿を見て安堵する

だが〇〇はさくらの後ろに隠れている


さ:ほら〇〇君
パパとママに言うことがあるでしょ?

○:あい…
ぱぁぱ、まぁまめんしゃい…

○父:〇〇ギュ
無事で良かった…😢

さ母:怖かったわよね…ナデナデ


両親は涙を流しながら抱きしめる


○:めんしゃい…😢

○父:謝らなくていいんだよ
パパ達が悪かった

さ母:ちゃんと見ていれば
こんなことにならなかったのに
ごめんね、〇〇君


そう言って〇〇を慰める

数分後


○父:よし、〇〇も無事戻ってきたことだし
また楽しもう!

さ母:そうね!
せっかく来たんだから思い出いっぱい作らなきゃ!

さ:〇〇君、今度は何したい?

○:あれ!


〇〇はメリーゴーランドを指す


さ:よし!
じゃあ乗ろっか!

○:あい!
ねぇね、いっしょのる!

さ:いいよ!

○父:あれ、さくらちゃん
〇〇にねぇねって呼ばれてたっけ?

さ母:確かにそうよね
しかも凄く仲良くなってるし
どうやって仲良くなったの?

さ:ふふ、それは秘密だよお母さん

○:ねぇね、いこ!

さ:わかったわかった笑
じゃあいっぱい楽しもうね

○:あい!


そう言って2人はメリーゴーランドへ行く

そして両親は2人の後を追う

遠藤家4人はその後も楽しく遊園地での時間を過ごした


○:ねぇね!

さ:なぁに?

○:だいしゅき!

さ:私も大好きだよ!💕



その様子を見ていた〇〇の熊のぬいぐるみは
2人の姿を見て微笑んでいるように見てたのだった


to be continue …

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