やっと
久しぶりのnote。
サボってたわけじゃないけど、「ゆっくり座って書く」っていう余裕がなかったのが正直なところ。
自転車でランドリーに向かう道「そういえば、1ヶ月前は熱海にいたっけ」ってふと思い出した。
いつもこの時間はUberしてる時間、9時半過ぎまでね。
でも今朝は、昼前から始めようって思ってたから、時間あるし、note書いてみようと思い立ったから、書いてみようと思う。
1ヶ月前、熱海にいた僕。
関西を出て、東海に入り、目と鼻の先には関東というところにいた。
天気にも恵まれ、日本で有数の海岸線をとりあえず横浜に向かおうと漕ぎ出した。途中、マックで休憩し、泊まる宿を予約した。
この時、場所は特にこだわらなかった。
金額を見ながら「あ!ココいいな。」って感じたのを、ポチッとしただけ。
宿を目指し漕ぎ出し、夜には着いた。
次の日には、東京を目指し漕いでいた。
サクッと多摩川を越え、予定よりも早く東京に帰って来れたんだっけ。
でこの日、泊まる宿がないんじゃなく手元のお金がなく困ってた。
手を差し伸べてくれた人がいて、とりあえず3日間だけ泊まるつもりで予約した。
そこは、大都会のど真ん中で日本経済の中心地の少し隣の場所の小伝馬町。
東京に戻っても、住む家はない。
だって大阪に引っ越す時に、長年住んだ部屋を明け渡していた。
そうホームレスだ。
貯金もない、誰かの借金を払ったから。
手を差し伸べてくれた方からいただいたわずかなお金しか手元にはなかった。自転車ひとり旅が終わった東京は、マイナスからスタートした。
土日でUberを稼働させた。
東京で最初のUber報酬は「24,137円」
これで次の週、火曜日まで過ごさないといけない。どうしても現金が必要だから、日払いでその日働いたらその日のうちにもらえるデリバリーのバイトを月曜日にした。
最初の報酬から1週間分の滞在費「14,481円」を支払う。
残りの1万円で次の週まで食費を食い繋ぐ。
で、また1週間Uberを頑張る。
火曜日に振り込まれ、滞在費を払う。長い時間稼働するために必要な持ち運びできる急速充電器を手に入れ、稼働中でもインプットできるようにとBluetoothイヤホンも手に入れた。
Uberで稼ぎ、合間に日払いのデリバリーをし、7日分の宿代を払う。
こんな感じで少しづつ少しづつ良くなってきた。
でもまだ貯金できるまでではなくて、貯金はゼロだ。
大阪から東京に走り続けてくれた自転車のタイヤがパンク。貯金のために取っておいた1万円から7千円がパンクとタイヤ交換のために消えた。
こんな感じで8月も最後の週末になった。
今週は東京に上陸して、最高の報酬額を手に入れられそうだ。
旅を始める前、どん底にいた自分にお金を貸してくれた人たちにまずは返済する。わずかばかりだけど、やっと貯金もできそうだ。
まだまだ限りなくマイナスに近い赤のところにいるけど、やっとプラスに転じる黒が見えてきた。
やっとだ。
フットバレーのために東京に戻ってきた。
活動拠点をブラジルに移すための活動費を稼ぐために東京に戻ってきた。
フットバレーのトレーニングに専念するために東京に戻ってきた。
このために戻ってきたけど、やっとこのスタートラインに立てそうだ。
やっとひとつの山の頂に立てそうなところまできた。
とにかくいま思うのは、色々あってお金がない時に、手を差し伸べてくれた人。このことは一生忘れない。
心の底から「ありがとう」と感謝したい。
経済、時間的に、そして心も「少し余裕がもてる」そんなところまで、やっと来ましたという報告でした。
ここからは、自分がやりたいことができる環境を手に入れて行けるようにもう少し頑張っていきます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。