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#017 「他でもない自分がやりたい理由」


前回の記事にこんなことを書いてた。

だからこうして「この本」を読み返してみると、『あ!』って気づくことがすごく多くて、見直したり、得られたりする「ヒント」がたくさん詰まっていて、忘れかけている『何か』を呼び起こしてくれる。

僕にとっては「この本」はそんな感じかな

#016 過去に買った本がくれる「ヒント」から抜粋

だから、ひとつずつ自分がやりたいことに向き合ってみたいと思う。

「自分がやりたいこと」を深掘りする

「この本」の第1章 35ページからまずは始めてみようと思う。
このページの一文にこんなことが著者から読者に向けて”問いかけ”が記されている。

あなたが始めたいと思っているその取り組みを、なぜ他でもない”あなた”がやらないといけないのでしょうか?

ふと「確かに。」って思った。そして、この問いかけに「ハッ!」となった。
「なぜ自分がやらないといけないのでしょうか?」

続けて、著者はこう諭します。

あなたがこの世の中に軋むように感じる”違和感”をヒントに、みんなが理解できるレベルにまで落とし込み、そのイメージを描いていけば、必ずそれはあなただけの、あなたしかできない取り組みになるはずです。

『他でもない自分がやりたい理由』ってなんだっけ?

なぜ「フットバレー選手」になりたいのか?

この問いをノートに思いつくままかいてみた。

ブワーって書いたから、字が汚いのは目を瞑ってください。w

なりたい!と思ったキッカケは母の死。

2年前、ちょうどロックダウンが始まった頃。「そういえばウチの母ちゃん亡くなったのって50歳だったな」ってふと思い出した。
ロックダウン当時(2年前)の自分は、42歳。

「あと余命8年しかないとしたら、何をやりたい?」

「命が尽きるのが8年後だとして、残りの人生で俺は何をやりたいんだろ?」って、残りの人生を考えてみた。
前にも書いたけど、指導者を始めたことに決めていたこと「20年経ったら指導者を一旦辞める」ってことを思い出し、「じゃサッカーからも一旦離れて考えてみよっかな」って残りの人生何をやりたいのか?色々と思いを巡らす日々を過ごしていた。


そんなある日、ブラジルの友達とオンラインで話してた時、こう言われた。

「そういえばさ、日本ってフットバレーあんのかい?」


その瞬間「あー!!これだーーー!!」ってなった。

そこから自分がブラジルに留学してから、そしてスクールを立ち上げて指導者としての勉強で毎年足を運ぶたびに、さらには夏休み中に短期留学生を連れて行くたびに、どの時も遊びでフットバレーに触れていたなぁって。

2017年GW休暇で友達になったフェルナンド。(青いシャツ)
その3ヶ月後、夏休みを利用した短期留学の時に教えてもらった。実はプロ選手だったと判明。
2019年夏休みを利用した短期留学で中学生3人つれてった時。
2017年のゴールデンウィーク休暇での滞在時。@ゴイアニア・ゴイアス州
2018年のリオで。これも短期留学で連れてった時。オフでイパネマビーチにいた時の。
この後、混ぜてもらったと思うでしょ?どうなったかはヒミツ。w

Conecting the dots.

そう振り返っているとき、このフレーズを思い出した。スティーブ・ジョブスがスタンフォード大学での卒業生に向けた有名なスピーチの1フレーズ。
そして、おもむろに、その動画を見返してみた。

You can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backwards. So you have to trust that the dots will somehow connect in your future.
You have to trust in something――
your gut, destiny, life, karma, whatever
Because the believing the dots will connect down the road, it gives you confidence to follow your heart.
Even it leads you off the well-worn path. And that will make all the difference.

将来を見据えて、点(出来事)と点(出来事)を結びつけることはできません。後で振り返って見たときにしか、点と点を結びつけることはできないのです。だから、あなたが方は、とにかく点と点が将来、結びつくことを信じなくてはなりません。
自分の直観、運命、人生、カルマ、たとえそれが何であれ、信じなくてはならないのです。
なぜなら、点と点が将来結びつき、道を切り開くと信じることは、自分の心に従う自信をあなたにもたらすからです。
たとえそのせいで、あなたが多くの人が通る道から外れるとしても、それこそれが大きな違いをもたらすのです。

スティーブ ・ジョブズ・スタンフォード大・卒業式スピーチから一部抜粋

「あー!これだーー!」って感じた直感を信じよう!って思った。そこから、僕はすぐに【日本, フットバレー】ってググってみた。

「え!?もう協会なんてあったの!?」って。で、色々調べて行くうちにわかったことはただ一つ。

「誰もやっていない」


ここで一旦「本」に戻ろうと思う。
あのヒントをくれた本にはこう書いてあった。

あなたが始めたいと思っているその取り組みを、なぜ他でもない”あなた”がやらないといけないのでしょうか?

「なぜ他でもない”自分”がやらないといけないのか?」

この問いかけにふと思い出したのは、20歳だった頃のこと。そのことの詳細は👇の記事に書いてあるので、ぜひ読んでみてほしいです。

いまでは普通になったフットサルも、この時はまだ「フットサルって何?」っていうほどだった。ブラジルでは「サッカー選手を育てる入り口としてのフットサル」当たり前も日本では「そんな狭いとこでプレーしたらサッカーなんか上手くなるまずがない!」って叩かれてた。そんな当時に「王国ブラジルのようにフットサルからサッカー選手を育ててみせる!」ってボツになった企画書を基に、フットサルスクールを立ち上げたんだった。
それが日韓W杯の2002年。

そんな過去から、どうやら自分は誰もが手をつけていないことだったり、まだ始めていないことだったりするのが好きな性分らしい。

でも今回、少し違うのは「まだ誰もプレーしたことない競技で、日本ではまだ誰も活動していない」っていうこと。

「点①」これまでブラジル行くたびに「遊び」として触れていた
「点②」すでにブラジルにいる友達の中にフットバレー選手がいた
「点③」気に入っているブラジルの街(リオデジャネイロとゴイアニア)には日常的にその環境があるし、訪れるたびに遊んでいた場所だった

こうした「点」を結びつけていくと、「フットバレーをしたら?」って見えない誰かに導かれているようにも感じたし、そして自然にこう思った。

世界ではメジャーなスポーツを日本に広めるためにやっていきたい!

そのためにはまず、自分自身がブラジルに行き、身体を張って武者修行しなきゃ。って思った。

この想いが「他でもない自分がやらなきゃならない理由」なのかもしれない。なんか、まとまってるようでまとまってない気がする…。

まだまだ想いの解像度が荒いな…。


って今日はひとまずここまでとします。


最後まで読んでいただきありがとうございます!