#017 「他でもない自分がやりたい理由」
前回の記事にこんなことを書いてた。
だから、ひとつずつ自分がやりたいことに向き合ってみたいと思う。
「自分がやりたいこと」を深掘りする
「この本」の第1章 35ページからまずは始めてみようと思う。
このページの一文にこんなことが著者から読者に向けて”問いかけ”が記されている。
ふと「確かに。」って思った。そして、この問いかけに「ハッ!」となった。
「なぜ自分がやらないといけないのでしょうか?」
続けて、著者はこう諭します。
『他でもない自分がやりたい理由』ってなんだっけ?
なぜ「フットバレー選手」になりたいのか?
この問いをノートに思いつくままかいてみた。
なりたい!と思ったキッカケは母の死。
2年前、ちょうどロックダウンが始まった頃。「そういえばウチの母ちゃん亡くなったのって50歳だったな」ってふと思い出した。
ロックダウン当時(2年前)の自分は、42歳。
「あと余命8年しかないとしたら、何をやりたい?」
「命が尽きるのが8年後だとして、残りの人生で俺は何をやりたいんだろ?」って、残りの人生を考えてみた。
前にも書いたけど、指導者を始めたことに決めていたこと「20年経ったら指導者を一旦辞める」ってことを思い出し、「じゃサッカーからも一旦離れて考えてみよっかな」って残りの人生何をやりたいのか?色々と思いを巡らす日々を過ごしていた。
そんなある日、ブラジルの友達とオンラインで話してた時、こう言われた。
「そういえばさ、日本ってフットバレーあんのかい?」
その瞬間「あー!!これだーーー!!」ってなった。
そこから自分がブラジルに留学してから、そしてスクールを立ち上げて指導者としての勉強で毎年足を運ぶたびに、さらには夏休み中に短期留学生を連れて行くたびに、どの時も遊びでフットバレーに触れていたなぁって。
Conecting the dots.
そう振り返っているとき、このフレーズを思い出した。スティーブ・ジョブスがスタンフォード大学での卒業生に向けた有名なスピーチの1フレーズ。
そして、おもむろに、その動画を見返してみた。
「あー!これだーー!」って感じた直感を信じよう!って思った。そこから、僕はすぐに【日本, フットバレー】ってググってみた。
「え!?もう協会なんてあったの!?」って。で、色々調べて行くうちにわかったことはただ一つ。
「誰もやっていない」
ここで一旦「本」に戻ろうと思う。
あのヒントをくれた本にはこう書いてあった。
あなたが始めたいと思っているその取り組みを、なぜ他でもない”あなた”がやらないといけないのでしょうか?
「なぜ他でもない”自分”がやらないといけないのか?」
この問いかけにふと思い出したのは、20歳だった頃のこと。そのことの詳細は👇の記事に書いてあるので、ぜひ読んでみてほしいです。
いまでは普通になったフットサルも、この時はまだ「フットサルって何?」っていうほどだった。ブラジルでは「サッカー選手を育てる入り口としてのフットサル」当たり前も日本では「そんな狭いとこでプレーしたらサッカーなんか上手くなるまずがない!」って叩かれてた。そんな当時に「王国ブラジルのようにフットサルからサッカー選手を育ててみせる!」ってボツになった企画書を基に、フットサルスクールを立ち上げたんだった。
それが日韓W杯の2002年。
そんな過去から、どうやら自分は誰もが手をつけていないことだったり、まだ始めていないことだったりするのが好きな性分らしい。
でも今回、少し違うのは「まだ誰もプレーしたことない競技で、日本ではまだ誰も活動していない」っていうこと。
「点①」これまでブラジル行くたびに「遊び」として触れていた
「点②」すでにブラジルにいる友達の中にフットバレー選手がいた
「点③」気に入っているブラジルの街(リオデジャネイロとゴイアニア)には日常的にその環境があるし、訪れるたびに遊んでいた場所だった
こうした「点」を結びつけていくと、「フットバレーをしたら?」って見えない誰かに導かれているようにも感じたし、そして自然にこう思った。
世界ではメジャーなスポーツを日本に広めるためにやっていきたい!
そのためにはまず、自分自身がブラジルに行き、身体を張って武者修行しなきゃ。って思った。
この想いが「他でもない自分がやらなきゃならない理由」なのかもしれない。なんか、まとまってるようでまとまってない気がする…。
まだまだ想いの解像度が荒いな…。
って今日はひとまずここまでとします。