Photo | ブラジルサッカーの秘密基地
高校卒業後のブラジル留学から毎年のように足繁くブラジルに通っていてもそれはほとんどがサンパウロだった自分がリオデジャネイロに訪れる機会があった。
3年前の2018年、この写真はその時の一コマ。
場所はリオの地下鉄フラメンゴ駅出てすぐ近くの"Piazza Sandro Moreira(ピアッツァ・サンドロ・モレイラ)" と呼ばれているスポーツ広場。
Googleマップでも観れるのでリンク貼っておきますね。
*下の画像をクリックするとストリートビューで見れます。
なぜこの年リオを訪れていたのかというと、夏休み期間中を目一杯使いとある中学生をリオの古豪フルミネンセFCの下部組織に短期留学させるために。
短期といっても期間は約1ヶ月。
フルミネンセFCのトレーニングセンターいくつかあって、その内の一つはラランジェイラス地区にある。
通称 "CT de Laranjeiras(セーテー・ヂ・ラランジェイラス)"
と呼ばれるラランジェイラストレーニングセンターに練習に行くため。
そのトレーニングセンターはこの駅から歩いて10分くらいの場所にある。
サッカー通の人ならわかると思いますが、なんとも不思議なのは、
"フラメンゴ"駅から歩いて"フルミネンセ"へ練習に行く。
フルミネンセのチーム関係者は自分にこう忠告した。
もちろんこの忠告は、ブラジル人がジョークで言っているんだけどね。🤣
ここ広場は、無料で解放されている広場で空き地ではない。
写真で見てわかるようにこのコートは、フェンスに囲まれ、アスファルト剥き出し、フットサルのラインとゴールが置かれているだけ。
ブラジルではこういった場所が数多くあって、通り曲がったらコートがあるといった具合でとにかく多く見かける。
ここは、子供達の待ち合わせ場所になってたり、暇つぶす場所にもなっている。
ブラジル人の子供たちは、プレーする時に必要なボールは、なんだってボールにしてしまう。
小さい頃から、歳離れた兄弟の友達の中でいつもプレーしている。
それは必然的に身体の大きい小さい、足の速さや、持っているチカラなどいろんなギャップの中でプレーしている。
ある種、そうした不平等の環境が、欺くことや掻い潜ることといったボールを奪われないためのズル賢い駆け引きやボールコントロールが自然と身に付いていく環境にある。
これがブラジルの日常で文化だから、日本みたいに「うるさーいっ!」って大人たちに怒られることもなく、いつでも好きなときに伸び伸びと遊べる環境がある。
ブラジルサッカーの秘密基地は、子供たちが存分にプレーできるこういった広場なのかもしれない。
販売する写真画像には、「FUTEBOL BRASIL」の文字が入っていない写真になります。
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