「.」ではなく「,」を
ブラジルの映画の「人生のコンマ(Vendedor de Sonhos)」のワンシーンのセリフだ。
この作品はブラジルのベストセラー作家アウグスト・キュリーの原作「Vendedor de Sonhos(夢を売る人)」という書籍を映画化したもの。
しかも彼は作家だけではなく、心理療法士でもある。
物語は、21階から飛び降りようとする心理学者を”飛び降りたらいい、俺の邪魔をしないでくれ”などといいながら、思いとどまらせた浮浪者のような男。その浮浪者風男に心理学者がついていき、行動を共にすることになる。
浮浪者男の過去は不明。時折移る世界的企業の人たちは何?心理学者の自殺の原因も謎…。
僕の好きな映画の一つ。Netflixで見れるので是非みてほしい。
って「オススメの映画 〇〇選!」っていうコーナーちゃうし。笑
今回の自転車ひとり旅はゴールはできたから「。」になる。
でも実際は、そうじゃない。
この自転車ひとり旅はあくまでも自分の夢へのチャレンジに向けた挑戦の一つであるから「、」になる。
「自転車ひとり旅終了、そして…。」という具合に。
つまり、物語は続いてく。
「人生はコンマ」の連続と言っていいと思う。
じゃ、いつ「。(終止符)」が打たれるというのかというと、それは命尽きた時だ。
でももっと大きな目で見れば、身体が滅びても魂は続いていく。
だから魂レベルで見ると常に「、」なのかもしれない。
人生は常に「、」
だから僕の夢への挑戦は「第2章」に続いていく。
今回の自転車ひとり旅は、東京に着くまでに様々な障害が立ちはだかる。
それを乗り越えて、東京にたどり着けるか。些細な挑戦だったかもしれないけど、乗り越えたどり着くことに意義がある。
だってたどり着かなきゃ、「、」はなかったわけだし。
だからどんなに悪いことがあったとしても「、」になる。
その後も人生は続いていく。
一つの区切りで「、」を打っていく。
決して「。」にしない。
旅も同じ。
というか、旅から学んだ気がする。