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AC6 ランクマッチ・シングル用盾肩幅重ショ紹介

◎はじめに
 こんにちは、PS版AC6で盾肩幅重ショを使っているNOVAと申します。前シーズン何とかシングルドミナントプレートを取得し(最終レート2100、100位ジャストだったため本当にギリギリ)、今シーズン更なる上達を目指して何となくでやっていた自身のアセン、戦術をちゃんと言語化してみようと思い筆を取りました。参考になるかは分かりませんが(ちゃっかりアドバイスを貰えるかもとかいう下心もありつつ)読んで頂ければ幸いです。
 さて、まず私が現在使っている機体がこちらになります。


いわゆる盾肩幅重ショといわれるアセンです。現環境の同型機と異なる点としては重コーラルジェネ採用型である点ですね、こちらの採用理由は後ほど………。
◎このアセンに至る経緯
 元々私はタンク乗りだったのですが、PSの環境では引き軽2筆頭に引き機体の強豪も多く、中々レートが盛れませんでした。
 そこで最初PBT(POWER BAKA TWENTY、命名者は天才か?)といわれるW十連W重ショの重二に手を出しました。このタイプは現在も愛用者が多く、文字通りかなりのパワーを持つ機体です。重量機でありながら10連を交互に撃つことで相手を真っ直ぐ引かせないようにし、そこをp10ブースターでAQBを連続で行う事で引き機体をも捕える事が出来るというものです。
 暫くはこれで戦っていたのですが、同型機やLRB等の単発高火力武器を持つ相手に対し中々勝率が安定しませんでした。また軽四を相手にする際も、何とかミサイルとAQBを駆使して追いついても重量機故ヨーヨーを回避出来ない事から落とされるということがしばしばあり、盾を持つ事を決心しました。
 そうして使い出したのが上記のアセンとなります。

◎各種パーツの紹介、採用理由
①腕武器(左右):SG-27 ZIMMERMAN
初期から多くのプレイヤーを支える強武器、一度ナーフされてなおこれ程の採用率を誇るのは圧巻です。この武器の強みは削り、衝撃値貯めから、スタッガー火力まで腕武器で完結させられる圧倒的な汎用性です。後述のコンボでは近接武器を持たずともそれに迫るスタッガー火力を出すことが出来ます。
結果肩装備に空きが生まれ、盾を採用しやすいなど、性能以外のメリットも有する傑作です。
②肩装備(右)
BML-G2/P05MLT-10
重量機が軽量を追う時の心強い味方、十連ミサイルです。一度に10発発射されるのではなく、1発ずつミサイルが発射されることから長時間相手の動きを制限することが出来ます。相手はこれを躱すために真っ直ぐ後ろに下がれないため、その間にABで距離を詰める事が出来ます。
またスタッガー時の追加火力としての運用も出来、こちらも汎用性の高い一品となります。
③VP-61PS
現環境でかなりの採用率を誇るパルスシールドです。IGが0.6秒あることから0.6盾とも呼ばれ、カット率、冷却性能共に優秀で、単発武器を持つ相手には特に有効に扱えます。
対軽四の際、ヨーヨーをこれで受け、至近距離から重ショを叩き込むという勝ち筋のキーパーツでもあり、また環境外のインファ殺し(キャノン4門タンク等)にデモハン(レートが大きく離れた相手に負けることで大量のレートポイントを持っていかれること)されないためのものでもあります。
またスタンガン相手には貼りっぱなしで放電を防ぐ事ができる為有利に立ち回れます。
全体的に見れる範囲を広げる為の採用となります。
④フレーム
頭部:HD-033M VERILL
蜘蛛頭といわれるパーツですね、高い防御性能とAPからの採用となります。欠点としてはシステム復元性能が高くないので、スタンガンやセラピストには弱いですが、アセン全体としては対スタンガンは盾があるため有利に立ち回れます。セラピストは……、超絶不利対面なんで死ぬ気で捕まえましょう。
コア:CS-5000 MAIN DISH
こちらの採用理由としては重コーラルジェネ(NGI000)を積んでいる関係上、EN補充遅延の短いもの、更にその中で防御性能の高いものとして、採用しました。
なお競合パーツとしてDF-BD-08 TIAN-QIANGがありますが、ジェネレーターをSAN-TAIにするならこちらの方が良いです。現環境ではこちらの型の方が主流ですね。
腕部:DF-AR-09 TIAN‐LAO
通称肩幅といわれる重装甲の腕部。圧倒的な重量と引き換えに高い装甲とAPを有する腕部であり、ランクマにおいて圧倒的な採用率を誇るエツジンも、この腕部があればかなり跳弾させられる事が出来ます。
脚部:VE-42A
通称ドム足といわれる脚部。こちらも重さと引き換えに高い装甲とAPを有しています。まぁそもそも積載上限の関係上、脚部は他に選択肢は無いですが……。
ブースター:BST‐G1/P10
初期ブースター、巡航は終わってますが、そこそこのAB性能とQBの燃費により連続AQBで相手の攻撃を回避しながら突っ込む事ができます。これ最初に気付いた人ホントに凄いです。
FCS:IA-C01F:OCELLUS
現状インファ機のFCSはこれ一択ですね、近距離におけるロック速度が桁違いです。
ジェネ:IB-C03G:NGI000
ここが私個人の好みが出ている部分ですね。通称コラジェネ、ENを完全に消費しきった数秒後、一気にENが回復する仕様です。
基本的な性能はサンタイの方が上ですが、コラジェネの強みは空中でもENが即座に回復する点です。
通常ENは地面に降りないとゆっくりとしか回復しません。これは空中の相手(軽四やエレベーター機)を追う際、大きな隙になり、また降りる間にまた距離を離されてしまいます。そういった相手に対しても継続してABを続けられるのが採用理由になります。またENの回復タイミングが一定のため、立ち回りが安定しやすいのも私の好みです。
なお、上手い人は下ABを一瞬挟んで地面に降りてENを回復するらしいですよ、凄い。
拡張:PA(パルスアーマー)
これはもう一択ですね、なので運用をここに書いておく事にします。基本的に自分より軽い機体が相手なら(ほとんどのお相手)相手のPAに合わせるのが無駄になりにくいです。他のタイミングだとAB逃げ等をされてPAを有効に使えない事が多いので。
ただし例外として、相手が近接武器を担いでる時は素直にスタッガー直前ないし直後でPAを貼りましょう。基本的に近接武器持ちを相手にする時はAPより衝撃値が重要なのでPAの衝撃値リセットが非常に重要になります。なので相手が自身より軽くてもPAはスタッガー直前で大丈夫です。
PA展開中に相手が逃げられないような重量機ならPAはスタッガー直前ないし直後で大丈夫です。
あとは特殊な運用としてタイムアップ直前、体力有利が取れているなら、PAを展開すれば勝ちを確実に出来ます。

◎戦い方
基本戦術はロック範囲に入ったら十連ミサイルをまきながらAQB連打で距離を詰めながら、重ショの間合いに入ったら左右交互に1秒間隔で撃ちます。
この時気を付けたいのが重ショとAQBのタイミングです。
①相手に赤ロックが吸い付く
②重ショ片手撃ち
③AQBで機体を振る
という工程なのですが、①から②の間隔が短すぎると重ショが明後日の方向に飛んで行ってしまいます。また②から③の間隔が短過ぎると重ショをAQBでキャンセルしてしまいます。
なおこの重ショAQBキャンセルは相手が盾持ちの場合、このフェイントで相手の盾を焼くテクニックでもあるのでこれはこれで重要なのですが、単に暴発すると撃てる重ショの数が減るだけなので要注意です。またフェイントとして使う場合でもやり過ぎると重ショの数が減るだけなのでやるとしても1回か2回程度に留め、相手のタイミングを崩す位の感覚が良いかと思います。
ENが尽きたら、回復までの数秒間盾をパカパカしてIGで被ダメ、被衝撃値を減らします。こうするとAB中は衝撃値軽減が効いており、EN切れで足が止まったら盾のダメージ衝撃値の軽減が効いていることから、相手の攻撃を素で受けるタイミングを無くす事が出来ます。また交戦中は基本的にABで動いているので、足が止まっている間は盾を贅沢に使っても大丈夫です。もとより連続で6回使えるのと、巡航での戦闘時間が短いことから、むしろ積極的に貼らないと勿体ないまであるので。
さて、スタッガーを取った際重ショにはスタッガー延長による強力なコンボがあります。
①片手重ショでスタッガーを取る
②もう片方の重ショ(スタッガー延長)
③ブーストキック
④リロードの終わった重ショで追撃
とスタッガー中に直撃補正の乗った攻撃を連続で当てる事が出来ます。特にこの機体の蹴りは重量からかなりの火力が出ます。③から④の間に10連のリロードが終わっていればさらに火力を伸ばす事も可能です。
理想はこの重ショコンボを決めるのが一番ですが、実戦ではそうもいかないこともあります。例えば、少し遠い間合いでスタッガーを取ってしまい延長が間に合わない場合、あるいは近すぎて重ショの銃身より相手が内側に入ってしまう場合、
ブーストキック→W重ショ
で妥協するのも一つの手です。これでもかなりの火力は出ます。またブーストキックで相手が大きく後ろに吹き飛んだ場合前QBで可能な限り距離を詰めてから重ショを撃つようにしましょう。相手の装甲によっては跳弾されてしまいますし、直撃する弾の数にも影響が出ます。
細かいことを挟めながらだったので分かりにくかったかもしれませんが、基本的に
①AB突撃
②EN切れ→盾で凌ぐ
というのを繰り返し、スタッガーを取ったらコンボを決めると言うのが基本戦術になります。
この機体の良さは、やることがパターン化していることです。私は状況に応じて臨機応変に対応というのがあまり得意ではないので、戦法はパターン化することで、相手に応じた+αの動きに意識を集中出来るのは非常に大きいです。

◎おわりに
ここまで読んで下さった皆様、本当にありがとうございます。拙い文章で分かりにくかったかもしれませんが、少しでも参考になれば嬉しいです。次は各種環境機への対応についてもまとめてみようと思います。それではここで一旦筆を置かせて頂きます。


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