ネガティブハッピーデイ⑨
急に寒くなってオロオロしたりする今日この頃、みなさん冬始めましたか?
空気が澄んでるので冬は大好きな季節です。
さて、前回は中学のお別れ会で初めて人前でギターを弾いたよー(ザックリ)っていう話でした。
詳しくは前回のブログを読んでねー。
幼馴染に誘われるがままに高校に入学。
当時住んでいた地区では、高校進学するにあたって近くにふたつの高校がありました。
中学卒業して8割ぐらいの人がどちらかの高校を受験→入学っていうコースなんやけど、だいたい8:2の割合でその2の方の高校に進学する事になった。
理由はいくつかあるんやけど、まずひとつめがそもそも高校に行く気がなかった(過去ブログに書いてるよ)ワタシを幼馴染が誘ったのがそっちの高校だった事、普通科で勉強する意味がよくわからなかったから(勉強が嫌いだっただけ)、普通科じゃないから受験したという事、中学の同級生とまた一緒に生活をしたくなかった事、あとは兄がそっちの高校に通ってたから。
ようは新しい道に進みたかった、変化を欲してたんだと思う。
受験の合格発表の事は今でも覚えてる。
なんでかわからんけど、自分の受験番号を勘違いしてて、その勘違いしてた受験番号があったから「合格してるやん…!」ってなったけど、受験番号の用紙もう一回確認したら全然違うくて、「いやいや、番号違うやん…!」って思い、番号探したら無事にあったので良かった(良かったん?)
高校行く気なかったわりには、受かってるとやっぱり嬉しかったんよねー。
で、同じ中学で受験して合格して通う事になったのがなんと10人ぐらい!!(どこが8:2の割合やねん笑)
しかも全員男!笑
もちろん全員友達っていうわけじゃなくて、高校に入って初めて喋った子もいた。
そしてこの高校生活がその後の人生を大きく左右するとは、この時のワタシは思いもしなかったのでした。
続く…
いや、違う!本題はここから!笑
中学生の時は野球部で、部活しかしなかったので高校生活はバイトしたりだとか遊んだりだとか、漠然とそんな生活を思い描いていた。
恋愛は諦めた…というか、諦めざるを得なかった。
学年に女子が8人しかいなかったから笑
しかも、1学年10クラスなのに女子がいるクラスは2クラスだけ。
もちろんうちのクラスには女子はいない。
となると、他校の女子と知り合うしか方法は無い。
例えば電車通勤。
毎朝同じ電車で顔を見かける女子とか。
ロマンのかたまり!!
しかし、家から高校まで自転車で5分だったのよね…笑
これは大誤算やったなー…
晴れて高校入学。
ノープランで入学してしまったから、なんの目標も目的もないし、クラスの全員が初めましての状況。
よくある話で、入学して間もない頃はお昼休みとかは決まって同じ中学から来た連中で集まる。
しばらくして慣れてくると、逆に口も聞かなくなる。
環境が変わると当然そうなるものだ。
入学して程なくした頃、クラブの勧誘行事?みたいなのあるでしょ?(今は無いんかな?)
で、先輩達が入部を勧めてくるわけですよ、うざいぐらいに笑
野球部に入るというは全く考えなかったし、そもそもクラブ活動をしたいと思っていなかった。
ところが、同じ中学から来たグループで行動してたら、そのうちの1人が「軽音見に行かん?」と切り出した。
そう、軽音学部はクラブの勧誘という名目で新入生歓迎ライブをやってた。
多感な15歳はやはり音楽(特にバンド)にも興味津々で、ライブとなれば無条件でワクワクするもんです、ワタシ以外は笑
中学のお別れ会以降、ホントにギターも弾かず、そもそも音楽にもそこまで興味がなかった少年だったので、その誘いにも抵抗はせずとも無関心だった。
それでも言われるがままに先輩のライブを見に行く事に。
だいたい察しがつくと思うけど、その誘ってきた子が「軽音学部入ろうや!!」って言い出した。
ちょうど一緒にいた人数が4人で、バンドをやるには人数は足りてた…けど、誰も楽器を触った事さえない。
前の時と同じパターン笑
前の時と唯一違うのは、ワタシがギターを弾ける(正確には弾けてない)という事。
軽音学部に入部するとなると、もれなく仲良い連中でバンドを組んで入部…っていうのがセオリーだったので、もれなくワタシのパートはギターになることは当然のようでした。
あとの3人はノリでパートを決めてた。
ま、言い出しっぺはだいたいボーカルやるように出来てるんですよね、この世界は笑
一番家が近い子がベース、幼馴染がドラムに決定。
が、
初めてワタシはここで渋った。
こう見えて(どう見えて?)根が真面目だったので、入部するとなると真剣にやりたいから時間をくれと。
中学で3年間野球をやってたから中途半端に遊びで部活を…という思考が無くて、部活は3年間続けて当然と思ってたから。
数日色々考えた。
どうせ特にやる事もないし、だいたい軽音学部の部活って毎日あるわけじゃないから、バイトもできる。
恋愛しようにも女子がいない笑
同じ学校の生徒はほぼ神戸から来てる子ばっかりだったから、遊びに行くにも仲間はずれ。
そもそもまだ入学したてだからそこまで仲良くなれてない。
そんな事を考えてる時、兄が新しいギターを買った。
で、軽音学部に入るかも…っていう話をしたら、お別れ会で借りたあの真っ白なあのギターをくれた。
軽音学部入部を断る理由がみつからなくなった笑