ネガティブハッピーデイ⑤
少しブログを書く時間ができたのでつらつらっと。
前回までのおさらいは…また読んでもらうとして笑、今回は恋愛と言うか…思い出深い話をしようかと。
初恋はまた日を改めて笑
昔から何かと引越しの多い家庭で、高校生になるまでに5回かな?引越しをしてたのですが、小学4年生の頃に引越した先での事。
校庭を囲むように校舎がL字型で、どこからでも校庭が見える小学校。
学生帽があって、テレビでしか見た事がないような、黄色い帽子をかぶって、徒歩5分の通学をしてた。
もうここまでに引越しを数回繰り返していたので、転校生っていう見られ方には慣れてて、でも人見知り炸裂してたので、学校が終わるとしばらくは高速道路の下の公園で、壁を相手にキャッチボールをする日々を繰り返す。
家ではヨークシャテリアとマルチーズの合いの子の真っ黒な犬を飼ってて、名前は安易に「ブラック」という名前だった笑
それまで家族一緒に住んでたのが、幼稚園入る前だったから、なんかむず痒いようなそんな感覚と、今振り返るととても現実感の少ない日々だったように思う。
しばらくすると友達が一気に増えて、だいたいは学校帰りに友達の家に行ってゲームをしたり、公園で遊ぶという、よくある子供の風景。
とても密度が濃い日々だったので、このままでは恋愛話までなかなか辿りつかないので、少し端折りながら進めますね笑
教室の窓際の真ん中辺りに自分の席があって、その前の席の子が今回のヒロインになる子だ。
とても髪が長くて、今思えば安室奈美恵風の少しエキゾチックな整った顔の子で、名前を「高橋さん」という。(下の名前はどうしても思い出せない)
授業中はまるで猫のように、その長い髪が揺れる度に手で弾いてちょっかいかけてた笑
クラスのみんなも公認の仲の良い関係だった。
天真爛漫な人だったから、女子にもとても人気があった。
ある日、
理科の授業で理科室に向かってた所、クラスの友達が「高橋さん、神戸に引越すらしいで!」と教えてくれた。
それは本当に突然の知らせで、その理科室に高橋さんの姿はなかった。
その日の授業が全て終わったぐらいに、高橋さんは母親と挨拶をしに来てた…らしい。
らしいと言うのは、みんなが最後のお別れに高橋さんに会いに行ってたけど、あまりの突然のお別れでマァ少年は、悲しい、寂しい、辛いを隠すように会いに行かなかった。
友達はみんな「最後なんやから会いに行けや!」って背中を押してくれてたけど「最後」という言葉に打ちのめされてやっぱり会いには行けなかった。
高橋さんはそのまま神戸へ引越した。
今まで再会することもなかったし、これからもきっと会うことはないと思う。
それが「好き」という気持ちだったのかは、幼過ぎてわからない。
ただひとつ言えることは、その日から髪の長い女の子は好きにならなかった笑
これもひとつのトラウマですね笑
今はもう全然大丈夫なんやけどねー。
そんな事を言ってる1年後にはマァ少年、また引越すんですが笑
この話ともうひとつの幼い恋心の話がきっかけで、女の子と話すのが苦手になる笑
もうひとつの話はまたいずれそのうちに。
なんか、小学生の頃の思い出って良くも悪くも、どこを切り取っても綺麗なまま補完されてるよねー。
逆に中学生以降はなかなかに淀んでいる笑
なんとも口に出せない感情ってとても大切な事で、脳じゃなくて心で感じてる事なので、そういう気持ちっていうのは失くしたくないもんです。
次回のテーマは…何にしよ?笑
不思議体験とかにしよかなー。
では、次回までしばしのお別れを。