創造を想像していた頃のお話
連投やでっ!
ビックリしたやろ!
自分が一番ビックリしてる!笑
忘れちゃいけない事を忘れそうだから、なるべく早く書き残しとかなきゃなーって思い立ったのです。
核に迫る大事な事、それは「音楽」
まだ少年だった頃、今も変わらずだけど負けず嫌いだったマァ少年はとあるきっかけで、複数人と人前で歌う事があった。
誰よりも大きな声で、誰よりも目立つ声で。
これは今でも変わらないのかもしれない。
現に声量オバケは健在だし笑
で、「どや!!」って自慢げにしてたら合唱団に入る事に笑
小学低学年だったので、週末は友達と遊びたいのに、隔週ぐらいで合唱団の練習。
小学校卒業する頃には、人前で歌う事が何よりも嫌いになってた。
中学校に入学してもやっぱり苦手で、友達とカラオケに行っても友達に「これ歌って!」って勧めて、自分は全く歌わなかった。
高校に入学してもやっぱり苦手で、軽音学部に入部するも、パートはギター。
この辺の音楽遍歴はまた違うタイミングでじっくり書きますねー。
ようやく人前で歌うようになったのは、高校2年生の文化祭。
無理言って軽音学部の先輩のバンドで1曲だけ歌わせてもらうことに。
記憶では散々…というか、ド下手くそ。
そりゃ5年も歌ってなかったら、歌うどころか声の出し方もわからんよね。
こうして人前で歌うようになった頃、よく聴いていたのが、当時の軽音学部のバンドのボーカルが好きだった影響で「BUCK-TICK」だったり、「B'z」だったり、兄の影響で「イングウェイ」、「MR.BIG」、「Extream」、「Dream theater」だったりした。
で、高校3年生の時にバンドをいちから作る。
自分はボーカルで、ギターとドラムは同じ高校の子、ベースはいわゆる「バンドやろうぜ」のメンバー募集で見つけた、ひとつ歳上の人。
そのベースの人がバンドを組んで間もない頃に、当時住んでいた奈良から大阪に引越しする事に。
ギターの子と2人で引越しの手伝いをして、移動中の車で流れていたのが、その後今も大きく人生を左右する事になる「KATZE」というバンドだった。
それまで自分の中で中心になっていたのは「BOOWY」で、所謂ビートロックという括りでKATZEに心を撃ち抜かれた。
今でも「MICHELLE」を聴くと当時を思い出す。
そして何十年も時を経て、たぶん5年ぐらい前にふとボーカルの中村敦さんって今何やってるんやろー?って気になって調べたら、YouTubeに動画が上がってて、当時よく聴いてた曲を弾き語りで歌ってた。
震えた。
で、よく調べたら、KATZE解散から数年後、大病を患ってて、生死の境にいたんだって。(動画参照)
なんというか、勇気なんて言ったら大袈裟なのかもやけど、前に進む力をもらった。
で、その後なんと月一回大阪で弾き語りでライブしてたんです。
雷に打たれたような…っていう、まさにそんな感覚で脳天から電気走った。
すぐさま次の大阪のチケットを取って見に行く事に。
もうね、緊張でガチガチやったんよ。
ほんの数メートル先にステージ。
有名人に会えるとか言うレベルじゃなくて、自分の人生においてキーポイントの人、神様なわけですよ。
第一声から涙出た。
今もそうやけど、中村敦さんの歌を聴くとわけもないのに涙が溢れてくる。たぶん魂を優しく鷲掴みにされる感覚なんやと思う。
今はちょっとわかんないけど、チケット予約の時に歌って欲しい曲をリクエストするんよ。
昔から「CLOUDY LATER RAIN」っていう曲がめっちゃ好きで、父親が亡くなった時にこの曲の歌詞が当てはまり過ぎてボロボロ泣いてたんよね。
で、毎回ライブを見に行く度にこの曲をリクエストに書いてたんやけど、
毎回歌ってくれた。
ヤバない??毎回やで!?
最初のワンフレーズで毎回号泣してました笑
歌の持つ力や、音楽との向き合い方、今まで忘れそうになってた気持ちに気付かされて、奮い立たせてくれた。
コロナ禍でやっぱり病気の事もあってか、ライブは全然してなかったんやけど、ようやく去年ぐらいから大阪や各地でライブをするようになって、その度に歌を聴きに行ってパワーを充電させてもらってます。
さて、本題に戻って、高校3年生でバンドを始めたのはいいけど、無謀にもいきなりオリジナルバンドをやるのよね笑
コピーなんかもちゃんとした事ないのに笑
おまけにベース以外も初心者。
ヤル気と自信だけは誰にも負けなかったから、まずはちゃんと自分でギターが弾けるように練習してギターの子に教え、ドラムを勉強してドラムの子にドラムを教え…みたいな感じで、更に作曲なんかした事ないのに曲を作った笑
何がすごいって、結成から半年後に初ライブをやってるんよね!なんで出来たんやろ?笑
当時バンドを結成する時に影響を受けてたのが「L'Arc〜en〜Ciel」、「黒夢」、「strawberry fields」とかかな?
L'Arc〜en〜Cielと黒夢はインディーズの頃にライブ見に行ってました。
この頃って「X」が大人気で、周りの先輩バンドのライブとか暴れてなんぼ!みたいなライブばっかりだったので、性格が捻れてたワタシは「お客さんが呆然として一歩も動けないバンド」を目指してた笑
それは今の自分が生み出す音楽の基本になったかな?所謂[世界観]って言われる感じ。
それが功を奏して、一気にお客さんが付いた頃でもあったなー、懐かしい。
当時雑誌やテレビ、でかい箱でワンマンしてソールドするような諸先輩方を羨望の眼差しで見ながら、いつか自分達もここまで辿り着けるように!って必死やった。
今現在、そんな先輩方がとても仲良くしてくれたりする。
本当に有難いし、お互いまだ続けているからこその奇跡なんだなーとも思う。
もう10代の頃の気持ちなんて、薄皮一枚ぐらいの記憶しかないけど、かけがえのない経験でしかない。
だいぶ端折ってこうやって書いたけど、本当はもっと濃度の高い時間を過ごしてきた。
神様(中村敦さん)がまだ歌ってるんよ、
じゃあ、ワタシなんかまだまだがんばれんはずないやんっていつも頭の中心で自分が言ってる。
このブログを通して、最初は自分の作る、奏でる音楽にブログを見てくれているみなさんが繋がればいいなーって思って、そう思うなら人となりを知ってもらった方がもっと深みが増すかもなーとか思って書き始めたんやけど、自分や、自分の作る音楽を通して更に、もっとみなさんにまだ知らない世界に繋がるキッカケになると幸せだなーって思う。
大それた事なんて全く言えないけど、全ては自分次第なんやでーっていうのを身をもって証明していきたいなーなんてカッコつけた事言わせてもらいます笑