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効率のいい登録販売者試験の勉強方法とは?

はじめに

 近年、ドラッグストアをはじめとする薬を扱う多くの店舗において、第二類、第三類医薬品を取り扱うことのできる登録販売者の需要は年々増加しています。

  登録販売者は比較的簡単に取れる国家資格であり、業務独占資格でもあるためこれからドラッグストアで働こうと考えている人はとっておいて損はない資格だと思います。

 さらに、登録販売者の受験資格は2015年4月からの試験制度変更により誰でも受けられるようになっているため他の資格に比べてハードルが低いかもしれません。

 しかし、比較的簡単とは言っても国家資格の一つであることには変わりません。しかも、薬を扱う仕事を行うということは他人の命を預かるということにも繋がってきます。そのため、思っていたよりも簡単ではなく、一応受けてみたが、一回では受からなかったり、途中で断念してしまうといったような方が多いようです。

 実際に、合格率を見てもらうと分かるのですが、東京都の2019年(令和元年)の合格率は26.0%(東京都福祉保健局より参照)とかなり低い数値になっているのが分かると思います。

 たしかに、薬学部の学生や普段から薬に接する機会が多いような人などでない限りは、覚える薬の量が多く、しかもカタカナばっかりで全然覚えられなかったり、そもそも勉強をしようと思っても何から手を付ければいいのか分からなかったりする人が大多数ではないかと思います。

 そこで、どうすれば合格に繋がるのか、何をどのように勉強すればいいのかを実際に受験し合格した自分の体験をもとに、紹介していこうと思います。

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