禰豆子の竹についての考察

禰豆子が口につけている竹について
考える。

あの竹はきっと

腐っている。

常に口につけているのだから腐らないわけがない。

腐っているはずである。

だが、読者はこう思うだろう。

禰豆子の竹が腐っているわけない、腐っているなんて二度と言うな、

もしあの竹が腐っていたらもっと黒ずんでいるはずだし、

何より、禰豆子思いの炭治郎は腐った竹をどうにかするはずだ。

竹を取り替えたりとか、

夜な夜な丹治郎があの竹をきれいに拭いてあげたりとか。

でもそんなシーン見たことがない。

なぜなら竹は腐っていないからだ、と。

確かにそうである。

炭治郎の半分以上は優しさでできている。

そんな優しい彼が、禰豆子の竹に何もしないのはおかしい。

「炭治郎は優しい」=「禰豆子のために行動する」

この公式に反論する人はいないだろう。

そうなのである。

炭治郎は間違いなく禰豆子の竹を拭いたり取り替えたりしているのである。

ただ、作品上やや不適切な表現になる可能性があるためにカットされているのである。

禰豆子の口から腐った竹を取るのは、少し汚い。

禰豆子のオゲレツシーンは、あってはならない。

それが少年ジャンプである。

私はこれに、作者の禰豆子愛を感じた。

作者の吾峠呼世晴先生もまた優しさでできているのである。

こうして禰豆子の竹は、いつみても青々とした緑でいられるのである。

そして、腐りそうになるのを見計らって、炭治郎が取り替えてくれるだろう。

次回は「鬼化した禰豆子のよだれは、枯れないのか」を探りたいと思う。

【大正こそこそ噂話】
禰豆子のコスプレで

ガチの竹を口につける人は、

やり過ぎ。

つづく

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