2019 LOL WCS SKT T1 準々決勝後 合同インタビュー 翻訳
準々決勝、Splyce戦後のSK Telecom T1の合同インタビューの翻訳記事です。
結構長めなので3パートに分けました。
●本文(Part1)
Q.(Teddyへ): Splyce対戦してみて、多くの問題が現れましたか?そしてどのEUチームが一番いいと思いますか?
Teddy: 間違いを犯したことが問題だったと思います。G2はEUチームの中で一番強いと思います。
Q.(Fakerへ): DAMWON vs G2、どっちが勝つと思いますか?どちらと対戦したいですか?
Faker: どちらのチームもとても強いチームです。どちらのチームが強いか予測するのは難しいですが、準決勝に進出した選手は誰でも構わないです。
Q.(kkOmaへ): 以前のインタビューで、あなたはチームが優勝できる形式に到達していないと言っていました。今日の試合を振り返ってみて、SKTはそのレベルに達したと思いますか?
kkOma: 現在のレベルについて聞かれることがよくあります。誰が準決勝に到達するかは分からないですが、誰であれ、私たちは勝つと信じています。選手たちがもっとうまくやれる分野がたくさんある。パフォーマンスの面では、まだまだやることがたくさんあると思います。
Q.(Teddyへ): Dravenを二度プレイされましたね。なぜですか?そして、Kobbeをどのように評価しますか?
Teddy: Dravenを選んだ理由は、彼がKai’Saに対して良いと思ったからです。 Kobbeに関しては、彼のレーニングはしっかりしていると思うので、彼には良い印象を持っています。
Q.(Fakerへ): きょうはお父様が来られたんですね。ここで彼と時間を過ごしましたか。彼がここであなたを支えているというのは、あなたにとってなにをもたらしますか?
Faker: 父が来たので一度だけ会えましたが、忙しすぎて一緒にいられませんでした。彼が会場にいて、私を応援してくれるのはとても助かります。
Q.(Mataへ): ゲーム3でプレーした時の経過はどうでしたか?なぜ自分のThreshスキンを使ったのですか?
Mata: 他のプレイヤーと同じ練習をしています。コーチングスタッフが私がプレイすることを決めたので、私はそのゲームをプレイしました。Samsung Threshスキンを使ったのはこれは私のスキンだからです。いきなりSKTで使ったら楽しいなと思って練習中は使ったことがなかったのですが、しばらく舞台に出ていないので使ってみました。
Q.(Fakerへ): ここは、Splyceのホームスタジアムです。観衆の声が聞こえましたか?あなたとチームメイトの反応はどうでしたか?
Faker: 私は自分のホームスタジアムで国際試合をしたことはないですが、相手のホームで何度もプレイしてきたので、観客からの影響はあまり受けなかったです。一方、ここまで応援に来てくれた韓国のファンにはとても感謝しています。
Q.(Khanへ): 残りのトップレーナーの中で誰が一番強いですか?
Khan: 韓国のトップレーナーは強いと思います。私以外では、TheShyとNuguriが最強だと思います。
●本文(Part2)
Q.(Fakerへ): 放送では*GOATと呼ばれていましたが、そのタイトルをどう思いますか?今までそのタイトルにふさわしいパフォーマンスを見せてきたと思いますか?
*GOATとはGreatest of All Time (史上最高の)の略です
Faker: もちろん、GOATと呼ばれていることにはとても感謝しています。私はGOATと呼ばれるに値すると思います。そのように称賛されると、より良いプレイをしたいと思うようになるので、タイトルを獲得できるようにもっと努力します。
Q.(Fakerへ): ブラケットの反対側で、二つのLPLチームが相まみえます。どちらが勝つと思いますか。
Faker:両チームとも強いと思いますが、考えたこともないので、決勝に誰が出るかわかりません。
Q.(Fakerへ): お父さんはあなたがよくFIFAをしていたと言っていました。誰が沢山勝ったのですか?
Faker: 随分昔のことなので、あまりよく覚えていませんが... 若い頃は、Pで始まるゲーム機がありました。よくやっていました... しかし、誰が沢山勝っていたのか覚えていないです。
Q.(Fakerへ): あなたはMSIを勝ち取ることができませんでした。その大会で最も学んだことは何ですか?そのときに抱えていた問題はすべて解決したと思いますか?
Faker: G2のプレイスタイルは非常にユニークなので、そのスタイルからより柔軟性を得ました。その時のいくつかの問題は解決しましたが、人間には常に問題があります。それらの問題も解決することが重要だと思います。
Q.(Khanへ): Nuguri、TheShyと並んで、今大会で最も注目される選手の一人です。その中であなたは自分をどう評価しますか?
Khan: 私たちをどのように評価するかはわかりませんが、1つ確かなことは、私が3人の中で最高だということです。言葉は要りません、次の試合で自分を証明すべきだと思います。
Q.(Teddyへ): 最初の国際戦、MSIはかなり早く終わりました。今回はどこまで行けると思いますか?
Teddy: MSIは早く終わりましたが、そこから多くのことを学びました。このWorldsも早く終わってほしくないので、もっと努力してうまくやるべきだと思います。どこまで行けるかは、私の考え方と能力次第です。
●本文(Part3)
Q.(Mataへ): あなたのニックネーム、Mataはサッカー選手のJuan Mataにちなんで名付けられました。今日、あなたはスペイン人の前でプレイしました。それはあなたにとって何か意味がありましたか?
Mata: 私にはあまり意味がありませんでしたが、良い思い出になると思います。しかし、一つはっきりさせておかなければならないことがあります。私はMataの名前をつけたが、彼のファンではないです。私がニックネームを選んだとき、私はチェルシーのファンでした。私はFrank Lampardが好きだったが、そのニックネームを得ることができなかったので、彼のチームメイトを選びました。皮肉なことだとは思うが、Mataは当時Lampardのチームメイトだったので、私はMataというニックネームになりました。(笑)
Q.(kkOmaへ): 東西のコーチングの違いって何だと思いますか?それと、欧米のコーチングスタッフに何かアドバイスはありますか?
kkOma: 地域ではなく、それぞれの人を別々に指導することが重要だと思います。私は試合中、会場には入れないので、個人個人に指導することができません。私が言えるのは、この場面では勝つことが唯一の正解だということです。どんなアドバイスでも、選手たちから信頼を得ることが非常に重要だということです。
Q.(kkOmaへ): あなたは長い間SKTにいました。いろいろな選手がいましたね。現在のロースターをどのように評価しますか?そして、あなたのコーチングのスタイルは長年にわたってどのように変わりましたか?
kkOma: 現在のロースターは... 自分のチームを監督するときはいつも、自分たちはすべてを勝ち取ることができるチームだと思っていますし、このチームが勝つと思います。私のコーチングスタイルはあまり変わっていないと思いますが、他の2人のコーチ、ZefaとFlyは私の大きな助けになってくれた。
Q.(Mataへ): グループステージでのインタビューで、あなたはSKTのパフォーマンスに100%満足していないと言っていました。問題は解決しましたか?次の段階に入る前に解決しなければならない一番大きな問題は何だと思いますか?
Mata: グループステージの間、私たちは以前ほど良くないと思っていました。準々決勝の後、私たちはどのグループより優れていますが、まだ最高のパフォーマンスを発揮できていないことは残念だと思います。準決勝までもう少し時間があります。それは私たちにとってとても良いことだと思っています。その間に間違いを直すことができます。優勝できると信じています。
Q.(Fakerへ): 昨年はWorldsに参加できず、MSIも優勝できませんでした。自分の事をを疑ったことはありますか?
Faker: 自分自身を疑ったことはありません。自分を向上させなければならないと思っているだけで、より良いプレイを見せる自信があります。疑問に思う前に、もっとやる気が出てくると思います。
●あとがき
優勝候補と言われているSKT。まだ100%のパフォーマンスができてないとこのインタビューで言っていました。チーム全体が勝利を渇望してるように思えました。(Fakerに対する質問おおない?)