TL Jensen:「誰もが自分のロースターの座に安心しすぎてはいけないと思う。」
2020年はTeam Liquidにとって変化の年となった。ジャングラーのMads "Broxah" Brock-Pedersenとの有望な契約は、ビザの問題と、チームは全般的にシナジーを見つけるのに苦労しているために減衰した。国内LCS4連覇後の2020 League of Legends Championship Series Spring Splitでは9位に終わったため、TLがかつての栄光を取り戻すためには変更が必要となった。
Team Liquid Mid LanerのNicolaj "Jensen" JensenはInven GlobalのNick Geracie氏に、TLの春のスプリット、これまでのシーズンを通しての個人パフォーマンス、そしてEdward "Tactical" RaがYiliang "Doublelift" Pengに代わり、2020年のLCS夏のスプリットでTSMに加入した後にスタートしたことについて話しました。
夏のスプリット開幕数日前にJensenと合流しました。競技再開についてはどう感じてますか？
Jensen: ある意味、再出発のような気がします。シーズンに入る前に負け犬になるのは久しぶりです。これまでのところは順調で、最近は練習も順調に進んでいるので、また始められることにワクワクしています。
LCSのスプリットがオンラインで始まったのは初めてです。この夏のオンライン対戦については、どのような気持ちで臨んでいますか？
Jensen: あまり気にしていないですね。ただ、シーズン2の頃を思い出すと、すべてのトーナメントがオンラインで行われていて、LCSも何もなかった頃のことを思い出します。その点ではちょっと懐かしい気もしますが、前回のスプリットの終わりにもオンラインでプレイしていたので、今のところは何の違和感もありません。ただ、ステージに上がれないのはちょっと残念ですね。観客の前でプレイできないのが残念なところだけど、それ以外は特に気になることはないよ。
前回のスプリットの途中でのオンライン調整はどうでしたか？
Jensen: よくわからないですけど、大丈夫だと感じました。ステージでプレイすると、全く違う環境なので、少しは緊張感があると思います。それを除けば、ほとんどの部分で居心地の良さを感じました。僕にとってはそれほど大きな変化ではなかったけど、ステージでプレイするのが恋しくなっただけだよ。
チームリキッドはビザの問題もあって、春のスタートは揺れましたが、その後もポストシーズン進出は期待されていました。COVID-19パンデミックの影響でTLが逆転できなかったと思いますか？
Jensen: 春のスプリットをオンライン対戦のせいにすることはできないと思います。私たちはただひどかっただけだと思います。チームとしての問題が多すぎたし、個人的にも十分なプレーができていなかった。チームとしてまとまっていなかったし、状況を好転させることができなかった理由はたくさんあると思います。私たちの力が足りなかったというのが正直なところです。厳しい現実です。
LCSでのスプリット以来、初めてポストシーズン争いから脱落した時の反応はどうでしたか？
Jensen: わからないですね。Team Liquidは私たちのプレーや大会の結果に対して本当に高い基準を持っているので、何か変化があるのではないかと感じていました。多くの部分で自分たちに欠けていると感じていたので、最終的には変更が加えられました。
自分のプレーは問題なくできていたと感じているので、夏に向けて何を変えるかという点では、自分自身はあまり目標を持っていませんでした。何が起こるかについては、あまり発言権がなかったので、ただ待つだけのゲームでした。夏に向けて何も変えていないので、何が起こるかを待っていただけです。
チームにとっては残念なスプリットだったようですが、個人的にはよくやっていたと感じていたようですね。状況に応じてできることをやっていたようです。
Jensen: そうですね。チームメイトの何人かは、努力が足りなかったような気がしますが、それはある意味では理にかなっています。なぜなら、常に優位に立ってきたチームの出身であれば、負けたことをそれほど深刻に受け止めることはできないからだ。『ただの悪い試合だったんだ。体調を立て直そう。大した問題じゃない』と考えがちです。
春のプレイオフに出られないとは誰も予想していなかったと思いますし、普通はポストシーズンに向けてみんなが集まってくるものです。我々はスタートが悪かったので、遅すぎました。個人的には、春のプレーオフでは良いプレーができたと感じています。確かにいくつかの試合ではもっと良いプレーができたかもしれませんが、全体的には自分のパフォーマンスにはかなり満足していると思います。
Team Luiqudは2018年の初めにDouleliftが加入したことで成功体験を始めました。2019年前には頼もしいセカンドキャリーとして追加されていましたね。彼がTSMに加入した今、TLにとって新しい時代になったと感じていますか？彼がいなくなって、よりプレッシャーを感じますか？
Jensen: いや、あまりプレッシャーは感じていない。ミッドレーンを中心にプレーするのが当たり前になってくると思いますが、同時にDoubleliftがいなくなったことで、あまり期待されていないような気がします。DoubleliftはNAで一番勝っている選手なので、もっと悪くなると思われるのは当然だと思います。それ以外に何を言っていいのかわからないですね...*笑*。
フルタイムのスターターとしてのTacticalのチームへの統合はどうですか？
Jensen: 彼は今のところ素晴らしいよ。彼は春に僕らと一緒にいる前にも良いプレーをしていたと思うし、本当に安定していて、しっかりしている。今のところ、彼は良い成績を残している。
TacticalはLCSで2勝1敗、春のスプリットではDoubleliftの代わりにTLで先発出場しました。この3試合がチームの自信につながったと思いますか？
Jensen: 確かにそれは助かりましたが、一番のセールスポイントは彼が練習でどうやってやっていたかだと思います。彼は本当に安定していて、レーンでのプレーも上手いし、チームとの連携プレーも上手かった。前回のスプリットでTacticalと一緒にプレーして練習した時は、全体的にスムーズにプレができていたと思います。
今シーズン以前のJake "Xmithie" Pucheroとのプレーをやめてからは、僕らのプレースタイルはトップレーンでのプレーにシフトしてきたと思います。以前はボットレーンに向かってリソースを使ってプレイするのが好きだったので、それが実現した時にはチームはバラバラになってしまったと思います。Broxahを使って、私たちはもっとトップサイドでプレイするようになりました。前回のスプリットでは、あまりうまくいっていませんでしたが、Tacticalでは、より柔軟に対応できるようになったと思います。よりフィットしていると思います。
インタビューをありがとう、Jensen。夏のスプリットが始まる前にTeam Liquidのファンに言いたいことはありますか？
Jensen: 最終的には、春のスプリットでのパフォーマンスを謝罪したいです。私たちはオフシーズンに、状況を好転させるためにできることを一生懸命やってきました。今回は全員のモチベーションが上がっていて、チームとしてのプレーも良くなっています。今回は期待を裏切ることはありません。応援してくれてありがとうございました。