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立秋 お盆休みと虫の音と

昨日8月7日に立秋を迎えました。
秋が立つ日。秋の始まりです。
と同時に夏の土用も終わりを迎えました。

今年の梅雨は長く、真夏もまだまだ始まったばかりで、秋が始まるもないだろう!って思います笑。そうなんです、二十四節気の季節の刻みはこうしたものなんですね。前の季節が極まり、新しい季節に転ずるのです。

そういえば京都に住んでいた頃、五山の送り火が終わると夏が終わって秋が始まるんだ、と聞いて、秋の始まりというものをそのように認識することを知って感心した覚えがありますけども、なるほど秋の始まりとなんとなく合ってます。(旧暦では7月16日だったそう。今に相当する日は年によって変わります。)

秋、と聞くとなんとなく切なくなるのは気のせいでもないようで、五行説で秋の感情は「悲(憂)」となっています。お盆と秋の始まりがリンクしているのも感覚的になんとなくしっくりくるように思います。(お盆も旧暦では7月13日から7月16日だったそうですが、新暦に変わってから地域によって時期がまちまちになっています。詳しくはこちら

体感的には全くもってピンとこないのですが、夜に虫が鳴き始めるのは見事に立秋あたりから。こうしてほんのりと秋が始まっていくのだなあと、たった今も聴こえている虫の声に感じ入ります。

今年は静かなお盆休みになりそうですね。
いつもよりご先祖さまとじっくり過ごせるいい機会かもしれません。
よい立秋をお過ごしください。






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