脳力療法®︎健康セミナー【食】

脳力療法研究所®︎吉田です。

人間は健康を失えば、人生の大部分を失うという事で、人間は健康に関する知識を沢山持っていると、いざ健康を失った時に、改善の選択肢の幅も広がります。

人間は健康なうちは、健康に感謝する事もできないし、健康を大事にする事もできません。

それが人間であるし、それで良いと思います。

しかし健康を失いつつある時に、健康に関してどれだけの知識を持っているかで、自分が健康に戻れるか、そのまま健康を失うかが決まります。

人間は病気の入口、健康を失いつつある時に、より多くの改善のチャンスが隠されています。

例えば、脳梗塞で半身麻痺になった時に、そのまま安静にしておけば筋肉は硬直しリハビリにも時間がかかりますが、一か八か動かない方の筋肉が硬直しないように、なんとか筋肉に温かい血液が流れるように努力をすれば、筋肉の硬直を遅らせる事ができて、そこに回復のチャンスを生み出す事ができます。

もちろん何もかもうまくいくわけではありません。

しかし病気や健康に関して沢山の知識をもっていれば、ピンチの時に自分の可能性を信じて改善のチャンスを増やす事ができます。

そんなわけで、健康に関する知識は多く持っておく必要があります。

その多くの知識の中からどれを選択するのかは自分次第で、そこには正しい判断力が必要となります。

今回は【脳力療法®︎】がお伝えする「食」に関しての知識です。

現在の日本では多くの「食」が溢れています。

昔の日本人は生きる為に食べていましたが、現在の日本人は時間を見て、なんとなく食べています。

現代人は空腹でなくても、時間になったら食べています。

食べる時間になったら、ただ食べるだけでなく、好きな食べ物を選択して食べています。

現代文明において食の選択は当たり前ですが、現代人の多くが、日本の歴史において全く食べてこなかった食べ物を口にしている、新しい時代が来ている事は事実であります。

人間は生きる為に対応できる身体を持っていて進化する事ができますので、致死量の毒素がなければ何を食べても良いのですが、現代の食はその食べ方が重要である事実をお伝えします。

農薬まみれ、防腐剤まみれの現代人の食文化は、ある意味仕方のない事だとも言えます。

食べ物のタネから改良を加えて、均等に育つ様に仕組んでいます。

それが農家のビジネスであるし、ほとんどの食べ物は商品ですから、買ってもらえそうな商品に育てる必要があります。

形の悪い食べ物は誰も買ってくれない時代になっているからです。

虫が食べている商品は現代人にあまり好まれません。

賞味期限も消費期限も長ければ長いほど現代人に好まれます。

そんなわけで、現在の日本の食が農薬まみれとか、防腐剤まみれとか言ったところで仕方がない時代であります。

その食べ物を食べていて、どう健康的な身体を作るかと言う事ですが、ご家庭で市販の食材を使う場合はは水に漬けだり、洗い流したりして少しでも表面の悪いモノを洗い流そうと努力すると思いますが、給食や弁当、外食などではどんな食材が使われているかわかりません。

しかし食べないわけにはいかないので、どんなに健康に気を使う人でも一応出されたものは食べると思います。

そんな時に大事な事は箸で食べる事です。

日本人は昔から箸を使って食べてきました。

あまりスプーンはつかわなかったと思います。

箸で掴める量には限りがあります。

もちろんスプーンにも限りはありますが、箸の一掴みは、適量を口に運べます。

その口に運んだ一口を88回以上噛んで食べると、沢山の消化液が分泌されますから、消化液が食べ物の悪い部分を解毒し、消化吸収の作用を高めます。

「米」という字は「八十八」と書いて「米」となると聞いた事があると思いますが、お米は八十八日で育つとかいろいろ言われるわけですが、お米だけではなくて、自分の口に入る全ての食べ物を食べる時は88回以上噛んで食べると、口にした全ての食べ物は、自分にとって良い食べ物となります。

消化液が毒素を薄めますし、沢山噛むことによって、消化液の分泌を高めて、消化液の出やすい身体に進化します。

人間はなんでも使わないと機能が衰えます。

あまり噛まない人間は消化液の分泌も少ないですし、あまり解毒の作用が活用されません。

食事の時は消化液を薄めない為に、あまり水分を取らないようにするとか、玄米菜食の方が健康に良いとか、食事に関するいろんな応用がありますが、まずはカレーでもシチューでも箸でしっかり噛んで食べる事と、一口入れたら箸を置いて88回以上噛んで食べてみる事から健康活動を始めてみてはいかがでしょうか。

もちろん信じるか信じないかはご自由です。

脳力療法®︎は信じる素直な脳を持っている人にしか効果はありません。

健康な時には健康のありがたみは気付きませんから、健康を失いかけた時に思い出して、また健康に戻る手段として活用して下さい。

ありがとうございました。