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人間生きていると嘘をつく瞬間が必ずあります。

一度も嘘をついた事がない人はいないと思います。

一度も嘘をついた事がない人こそ疑ってしまいますが、人間は幼少期に嘘をついてはいけないと教えられてきました。

それは幼少期だからであって、成人してからは別の話です。

幼少期は自分一人で生きていく事は難しいですから、どうしても大人に助けてもらわなければなりません。

幼少期は助けてくれる大人に嘘をついてはいけないと教育されます。

幼少期に嘘をつくと、大人に信用されなくなるし、大人も信用できなくなるから、お互いに都合が悪いので嘘はやめようと教育されます。

成人してしまえば、自分の責任で自由に生きてもらえは良いですが、成人して嘘をつけない人はどうかなと思う事があります。

成人したら嘘をつけない事が問題となるケースがあります。

上司や目上の方が趣味の話をしている時に、興味がなくても、興味のあるフリをして、調和を保つ為に話を合わす事が必要になります。

人間は実年齢より若く見られたいですから、ご年配の方に、思っている年齢よりも若く伝えて、お若いですねと言ってみたりします。

人間関係は嘘から始まる事が多いと思います。

興味のない事に興味のあるフリをするのも、ご年配の方に思っている年齢よりも若く伝えるのも嘘といえば嘘なんですが、実際には嘘をつくというのはマナーの一種でもあります。

嘘をついた事がなく、まっすぐ素直に生きるのは素晴らしい事ですが、人間世界は人間関係で成り立っていますから、相手を思いやる嘘は必要です。

人間世界で嘘をつけない人に出会った事がありますが、私からみたら嘘をつけない人は優秀というよりは、冷酷だなと感じます。

マナーの範囲の嘘とは、どうでもいい嘘であったり、すぐにバレる嘘で、しかも相手を不快にさせない嘘です。

緻密な嘘はマナーとは言えません。

嘘に嘘を重ねるのはただの嘘つきです。

例えば上司がゴルフの話をしてきた時に、全然興味がなくても、話を合わせる為に嘘をついて、ゴルフの話を盛り上げたりします。

全然凄いと思ってなくても、凄いですねとか言いますし、全然やってみたくなくても、なんか話を聞いていたらやってみたくなりましたとか言ったりします。

この程度の嘘はマナーの範囲です。

マナーを逸脱した嘘というのは、いつまでも嘘をつき続けなければならない可能性がある嘘です。

今度ゴルフ連れてって下さいとかはマナーを逸脱した嘘です。

いつまでも嘘をつき続けなければいけなくなりますから、ゴルフに行く日程を決められたら行くしかありませんから、その場で終わる嘘はマナーの範囲ですが、継続して嘘をつかなければならない状況はただの嘘つきです。

難しいですが、マナーの嘘は翌日に持ち越さない事が鉄則です。

ゴルフの話も連日話されて、連日嘘をつく事にはなりますが、その話の流れでゴルフの予定が決まるような嘘はただの嘘つきです。

大人の人間はこのコントロールができないと生きづらい世の中です。

コミュニケーションも人間関係も無視して突き進める人は嘘つく必要はありませんが、昔から嘘も方便と言われる様に、人間関係や物事を円滑に進める為には嘘も必要です。

嘘を全くつかなくて成り立つ世の中なら何も問題になりませんが、今の時代は嘘をつかなければ成立しない世の中です。

むしろ嘘をつけない大人に問題があると捉われがちですし、実際に嘘を全くつかずに人間関係は成立しません。

適切な嘘をついて生きていきましょう。

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