小屋編。3
床から工事を始めることにしました。
床の材料はコンクリート、仕上げをモルタルすることにします。建築資材にはコンクリートとモルタルとセメントがあります。
「セメント」は粘土を含む石灰を焼いて作った粉末です。これを材料にコンクリートとモルタルを作ります。
コンクリート=セメント+砂利+砂+水
モルタル=セメント+砂+水
それぞれ配合に適した容積の比率があります。重量の比率ではないのでお間違えなく。
モルタルの場合
セメント:水:砂=1:0.6:3
コンクリートの場合
セメント:水:砂:砂利=1:1.8:3:6(2)
(砂利が多いと練り混ぜ作業が難しく初心者には2の方がお勧めとのことでした。)
これを元にモックアップを作ります。
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山鹿の空き家から1番近くにあるホームセンターは「ナフコ」さんです。
おそらく資材はナフコさんに頼ることになりますのでモックアップのための材料もナフコで購入しました。
セメント(25キロ) 570円
砂 (18キロ) 570円
砂利 (18キロ) 570円
最近はインスタントコンクリートといって、水だけ混ぜればコンクリートになるようなものも売ってます。仕上がりや単価なども併せて検討するため、どちらも購入しました。
インスタントコンクリート(20キロ)570円
インスタントセメント (20キロ)570円
併せて道具も購入しました。
目盛り付きバケツ(20L)×2 600円
スコップ(園芸用の小振りのもの)300円
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早速、製作に取り掛かります。
昨日のうちに型枠を作っておきました。
10×10×10の立方体と25×15×2の直方体です。材料はスチレンボード(3ミリ)です。接着はスチレン専用ののりスチノリを使用しました。
型枠
まずは立方体の方から作ります。
コンクリートを使います。
ここで私は手順を間違いました。
セメント、砂、砂利一気にバケツに入れました。そして水を入れ練っていましたがなかなかうまく混ざりません。それもそのはず。調べてみると手順を守れていませんでした。
1.セメントと砂を混ぜる。
2.水を入れる。(目安はソフトクリーム位)
3.砂利を入れ混ぜる。
この通りに混ぜることで作業の効率が上がりました。こんな感じです。
次に直方体です。
こちらはインスタントコンクリートです。
砕石・砂入りのセメントのため水を入れ、練り混ぜるだけです。
最後にモルタルの仕上がりも検討したいため、植木鉢を作りました。インスタントモルタルを使いました。こちらも砂入りセメントのため水混ぜ合わせるだけです。
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2日後、型枠解体しました。
直方体と立方体
鉢
インスタトと自分で調合した場合の仕上がりには大きな違いは見当たりません。インスタトの場合は水を練るだけですので手間はかかりませんが少し割高です。狭い面積(例えば土間の修復など)にはインスタントがオススメです。
自分で調合した場合、難しい作業ではないので慣れてしまえば簡単に施工ができると思います。やはり、広い面積をコンクリートで工事する場合には自分で調合した方が良さそうです。
今回のモックアップの検討では仕上がりに大きな違いはありませんでしたので、必要な量と価格を比較して材料を決定したいと思います。
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